アンジェリク 4 (講談社文庫 こ 38-4)

  • 講談社
4.00
  • (3)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061855915

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アンジェリクの誇り高さとしたたかさ、フィリップの憎悪と孤高さは前巻から引き続きどこまでもぶつかり合うだけで相容れず、見ているのが辛くなるほど。
    ところが、恐らくフィリップの子が生まれたころから2人の心の中で人知れず、最初にプレシの別荘で出会った日の事が鮮やかに色づき始めていたのではないでしょうか。
    アンジェリクの機転と、ユーモアを持った切り返し、衣装に対する洗練された感覚が存分に味わえる4巻も面白かったです。

  • DV美形サド男かと思っていたフィリップが、とんでもないツンデレ王子だったとわ! いや、実は、初めて会った少年時代から好きだったなんて、(ジョフレとは別の意味で)都合のよすぎる男。(なんで自殺行為みたいな戦死のしかたをしたんですかねえ? やっぱ王にとられそうだから? それが(当時の宮廷貴族にとって)死ぬほど耐えられないこととも思えんが。)フィリップのビジュアルイメージは、「緑のディアーヌ」のアントワンヌ・ド・シャルトルになってしまった…

全2件中 1 - 2件を表示

S.ゴロンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×