三姉妹探偵団(9) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.42
  • (8)
  • (13)
  • (45)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 221
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061859166

作品紹介・あらすじ

財産家の妻が次々に変死――、現代の「青ひげ」とウィーン旅行へ!?
どうして? 綾子が急にもてだした。三姉妹、ついに海外へ!

成田空港で夕里子は不思議な光景を見た。姉の綾子が見知らぬ男性と出発ロビーに向かっていたのだ。不審に思って帰宅すると、綾子からのトンチンカンな置手紙が! 音楽の都・ウィーンでなぜか嫉妬と殺人事件に巻き込まれてしまった三姉妹。言葉の壁もなんのその、迷探偵ぶりをここでも発揮! 初の海外篇。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 三姉妹にはいつも驚かされる。
    事件はいきなりウィーンにて。

    ウィーンの名所と、ウィーンでの食べ物が出てくるところがよい。
    赤川次郎には、音楽家との対談もあることを解説で知りました。

    そちらもぜひ、読んでみたいと思いました。

    (7)と同様、長女の綾子が活躍します。

    最後の結末で未整理の問題があるような気がするのは、三姉妹に免じて、忘れましょう。

  • 3姉妹、初の海外編。
    推理小説の殺人事件における同期の殆どは金か女だと考えていた私。
    今回は一風変わった動機な気がしたかな。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤川次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×