のばらの村のものがたり（8）ポピーのあかちゃん

著者 : ジル・バークレム 岸田衿子

• 講談社 (1994年9月27日発売)

作品紹介・あらすじ

のばらの村に夏がやってきました。外では、すべてが静かで平和でしたが、水車小屋の中は大混乱でした。生まれてまもないポピーのあかんぼねずみたちは泣きさけび、ダスティの水車はガタガタとまわり、小麦粉のほこりがもうもうとたちこめていました。とても子どもを育てるような場所ではありません。でも、どうしたらいいのでしょう。のばらの村のねずみたちは、すぐにいいことを考えてくれました。そして、あかんぼたちの命名式の日の、ポピーへのびっくりプレゼントのために、ウィルフレッドも一役買うのでした。

感想・レビュー・書評

[官僚主義的なの大好きなおんなのこさんの感想 · 2012年7月26日]

夏休み

著者プロフィール

ジル・バークレム（1951-2017）
1951年、イギリス・エセックス州エピングの森の近くで生まれ、自然
に囲まれた幼少期を過ごす。13歳の時に網膜剥離を患い、スケッチや
読書に没頭するようになる。ロンドンのセント・マーチンズ美術学院に
通うなかで、「野ばらの村」の世界観が生まれ、1980年に最初の4冊が
シリーズとして出版。その後、13 ヶ国語に翻訳され世界的な大ヒット
となる。1982年、ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞 。

「2022年 『野ばらの村の物語 アドベンチャーシリーズセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」