豊臣秀吉(2) (山岡荘八歴史文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 149
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061950160

作品紹介・あらすじ

信長こそ天下統一の大将の器と見た藤吉郎は、うまうまと織田家仕官に成功。人をそらさぬ才覚と骨身惜しまぬ奉公ぶりで信長の気に入られ、とんとん拍子の出世。時あたかも駿河の今川義元、大軍を率いて来襲。藤吉郎の策謀と信長の決断が、歴史に残る桶狭間の奇勝を生む。恋女房寧々も獲得し前途は洋々。

感想・レビュー・書評

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  • ついに織田家への奉公にありつく2巻。『織田信長』ではひょっこりあられては才覚を見せつけ、妖怪じみた出世をしていく知恵者として描かれていたが、こちらでは信長に叱られ、濃姫に叱られ、それでも窮地となると頭脳を煌めかせて大手柄を上げていくドタバタとした立志伝といった様子。
    偉人なれど、自分のハッタリに苦しめられたり、女に心悩ますさまは人間味に溢れている。

  • 木下藤吉郎が織田信長を勤皇の志を掲げ天下統一を成し遂げる主人と見て、織田家に仕官することに成功する。持ち回りの才覚で厩番から台所奉行へと出世を遂げていく。
    生涯の友前田犬千代との出会い、桶狭間の戦いを経て、生涯の伴侶、寧々と夫婦となる

  • レビューは最終巻で。

  • 2016/7/30

  • 知っている地名が頻出するので、距離感も実感しながら読める。三英傑の中では秀吉が好きなので面白いです。

  • ネネがいい女すぎる。
    濃姫といい、こんなに頭のいい女性がいるのかな。

  • 秀吉が信長に仕官し、結婚するところまで。随所に秀吉らしい(?)ユーモアもあって思わずにやっとしてしまう。信長とかが主人公ではこうはいかない。

  • 【16/150】織田信長編では、今川義元との戦いでもある桶狭間の戦いはまさに、戦いに挑む男達の視点で描かれていたが、豊臣秀吉編では、女達の視点、特に寧々の視点でさらっと描かれていた。まあ、これはこれでありかな。

  • またしても一気読み。

  • サクサク読めるな

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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