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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061984424
作品紹介・あらすじ
文壇の寵児としての華やかな交遊、結婚、子供の誕生というプライヴェートの充実、剣道とボディ・ビルへの熱中、演劇・映画への傾斜…作家が超人的な生活の中から何を思想の核として剔出するかを鮮烈に示す、昭和三十三年から三十四年にかけての日録「裸体と衣裳」、自らの文学的出発点と修業の日々を語る「私の遍歴時代」を中心に、日常と創作の往還から生み出された思索の結晶体、九篇を収録。
感想・レビュー・書評
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[30][121110]<m市 『裸体と衣装』はⅠに収録されている『小説家の休暇』と同じく雑誌掲載の日記形式で、ちょうどブログでも読んでいるようなかんじに軽い。ひょいひょいとおもしろそうなネタが振られてくるけど、形式上ひとつのテーマにそれほど多くの紙幅が割かれないのがものたりなくもあり適度なようでもある。読んだ本の書名なども頻繁に挙げられているので、ブックガイドとしてもおもしろい。
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