三島由紀夫のおすすめランキング

プロフィール

本名平岡公威。東京四谷生まれ。学習院中等科在学中、〈三島由紀夫〉のペンネームで「花ざかりの森」を書き、早熟の才をうたわれる。東大法科を経て大蔵省に入るが、まもなく退職。『仮面の告白』によって文壇の地位を確立。以後、『愛の渇き』『金閣寺』『潮騒』『憂国』『豊饒の海』など、次々話題作を発表、たえずジャーナリズムの渦中にあった。ちくま文庫に『三島由紀夫レター教室』『命売ります』『肉体の学校』『反貞女大学』『恋の都』『私の遍歴時代』『文化防衛論』『三島由紀夫の美学講座』などがある。

「1998年 『命売ります』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三島由紀夫のおすすめランキングのアイテム一覧

三島由紀夫のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『金閣寺 (新潮文庫)』や『潮騒 (新潮文庫)』や『仮面の告白 (新潮文庫)』など三島由紀夫の全722作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

金閣寺 (新潮文庫)

14533
3.68

感想・レビュー

中学生の娘の課題本の中の一つ。 どれがいいのかなと言われて私が「あなたは三島由紀夫はこういう機会でないと読まないだろうから読んでみたら?」とお勧めしたの... もっと読む

潮騒 (新潮文庫)

8688
3.67

感想・レビュー

舞台は鳥羽市神島(歌島) 成人した男は海へゆき、女は島を離れるか海女になるかという、隔離された小さな島の生活が凄く伝わった。 自然と海の大きな力、島民... もっと読む

仮面の告白 (新潮文庫)

8361
3.57

感想・レビュー

三島由紀夫だ。 内面の暴露であろう作品だが、ふと考えさせられる。本当は何を描いているのだろうか。 ただ素直に受け取ると、戦時に生きる同性愛者の青年による告... もっと読む

不道徳教育講座 (角川文庫)

6970
3.67
三島由紀夫 1967年11月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1.著者;三島氏は、戦後の文学界を代表する作家の一人です。ノーベル文学賞候補になる等、作品は、英・仏・独語等に翻訳され、海外でも有名。Esquire誌(1... もっと読む

豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫)

6166
3.87

感想・レビュー

どうしよう。全然たのしめなかった。 せめて文章の美しさだけでも味わいたかったのに、それすらできなかった。 これほど未知の日本語に出会うのがひさしぶりで、そ... もっと読む

命売ります (ちくま文庫)

6063
3.60
三島由紀夫 1998年2月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【感想】 自殺に失敗した男が新聞に『命、売ります』という広告を出すところから話は始まった。 前提として、この話は「社会における何らかの組織」にもはや属さ... もっと読む

金閣寺 (新潮文庫)

5558
3.90
三島由紀夫 2020年10月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【読もうと思った理由】 以前読んだ平野啓一郎氏の「本の読み方」で書いていたが、著者が読書にのめり込むようになったきっかけの本が、本書だという。それを知って... もっと読む

三島由紀夫レター教室 (ちくま文庫)

4048
3.81
三島由紀夫 1991年12月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

三島由起夫、いや由紀夫が(笑)、手紙形式というちょっと変わった着想にて、手紙ならではの人間の機微な感情の行き来について物語しています。 登場人物は、金持... もっと読む

豊饒の海 第二巻 奔馬 (ほんば) (新潮文庫)

3388
3.88

感想・レビュー

十代、二十代、三十代‥‥読了する歳で感想が大きく変わる作品だと思う。 もっと読む

美しい星 (新潮文庫)

3134
3.57

感想・レビュー

三島由紀夫のSF風純文学。 書かれたのは、1962年、東西冷戦時代。核兵器使用への恐怖が色濃かった。 人類滅亡への現実的な不安感が、漂う時代。 埼玉県の... もっと読む

豊饒の海 第三巻 暁の寺 (あかつきのてら) (新潮文庫)

3040
3.58
三島由紀夫 1977年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

豊穣の海第三巻、今度はタイの姫ジンジャンが生まれ変わりとして本多の前に現れた。今作からは主に本多視点で物語が進み、感情が細かく描写されているように感じた。... もっと読む

豊饒の海 第四巻 天人五衰 (てんにんごすい) (新潮文庫)

2846
3.88
三島由紀夫 1977年12月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これほど濃密かつ壮大なのに、これほど不可解で虚しい作品ってそうそうないかもなあ…、とひどく侘しい気持ちで読み終えた三島由紀夫最後の大作「豊穣の海」。 ... もっと読む

葉隠入門 (新潮文庫)

2816
3.60

感想・レビュー

またやってしまった、内容未確認予約文庫。「憂国」のような葉隠的な小説を読むつもりでしたが、三島由紀夫の評論的葉隠、熱い想いの一冊でした。200p強のうち、... もっと読む

潮騒 (新潮文庫)

2689
4.01
三島由紀夫 2020年10月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 伊勢湾の歌島という小さな島。そこで、新治という逞しく、優しい若者が、初江という美しく溌剌とした娘と出逢う。新治は漁師の卵で、貧しい母子家庭の息子。初江は... もっと読む

花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫)

2596
3.69
三島由紀夫 1968年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

憂国:1961年(昭和36年)。 華族の末裔で、東大法学部卒で、同性愛者で、ボディビルダー。自衛隊にクーデターを促す演説を行い、失敗とみるやその場で割腹... もっと読む

音楽 (新潮文庫)

2516
3.54
三島由紀夫 1970年2月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

三島の他作を読んできた人間にとってはビックリする程の読み易さ。 ただ、内容も相当に面白く大好きな作品。 表題の言葉選びから物語の主題、どこを取っても美し... もっと読む

仮面の告白 (新潮文庫)

2492
3.82
三島由紀夫 2020年10月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

わたしは大きな勘違いをしていたのかもしれない。きっと彼が畏れていたのは、戦争でも死でもなかった。 前半、ざっくり言っちゃうと好みの人に対して、どこが... もっと読む

禁色 (新潮文庫)

2211
3.62
三島由紀夫 1964年5月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

やってることはえげつないのに美しくも儚くも見えるのは三島の文体のおかげですね、 三島の美に対する姿勢が垣間見える作品だった もっと読む

若きサムライのために (文春文庫 み 4-2)

2135
3.48
三島由紀夫 1996年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

政治的な信条は異なるが、とにかくカッコいい漢と言えば三島を置いて誰もいない。 東大と動物園にしろー昨今映画にもなった三島由紀夫と全共闘の対談に近い年代に... もっと読む

美徳のよろめき (新潮文庫)

2127
3.44
三島由紀夫 1960年11月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

背徳行為すら美しい。 おそらくそれは、主人公の節子が 地位の高い女性であったからこそ。 そして著者の文章力の巧みさがあったからこそ。 ドロドロ... もっと読む
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