わーらった (講談社の幼児えほん)

  • 講談社
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本棚登録 : 124
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061991057

作品紹介・あらすじ

ないてた おくつが わーらった
ないてた かばんが わーらった
赤ちゃんに身近な物がたくさん登場し、泣き顔から笑顔になっていきます。
帽子をかぶって、かばんを持って、おくつをはいて……いっしょにお散歩に行きたくなる絵本です。

・作/風木一人さんからのメッセージ
幼いひとたちには、モノとイキモノの区別はそれほどはっきりしていないようです。落としたスプーンに「痛かった?」ときいたり、ぐつぐつ煮立ったシチューに「怒ってるよ!」と目を丸くしたりします。モノにも自分と同じような感情があると考えているのです。とくに身近なモノや好きなモノは、親しい友達のように感じているのでしょう。自分が悲しいときは、おくつもかばんもぼうしも一緒に悲しいし、嬉しいときは一緒にうれしい。ほら、空が明るくなってきましたよ。雨が上がって虹がでて、みんな一緒におでかけです。

・絵/市原 淳さんからのメッセージ
この絵本の好きなところは、テンポがよく、ページをめくるとすっかり気分の切り替えができてしまうところです。雨があがっただけでみんな笑顔になり「おでかけ おでかけ あっはは」なのですから……。大人になるといろいろなことで悩んだり、気分が暗くなったりしてしまいますが、そんなとき、この絵本のようにサッと心のページをめくり、明るい気分になれたらいいですね。

・担当者のうちあけ話
笑顔の絵本、生活編です。赤ちゃんにとって身近な物の泣き顔と笑顔の変化が楽しい絵本です。1歳ごろは、靴をはくのをいやがったり、帽子をかぶるのをいやがったり……そんなとき、この絵本を読みきかせしながら、「ほら、帽子もいっしょにお散歩に行きたがってるよ」などと声をかけてみてはどうでしょうか。赤ちゃんとママがいっしょに笑顔になれる絵本をめざして作った幼児絵本、ひとりでも多くの笑顔に出会えますように。(K)

感想・レビュー・書評

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  • 最近いただいた絵本。大のお気に入り。

  • くつに目と口を描いたら、くつが笑った。

  • 読むと、ハッピーになります(*^^*)

  • 全国の、あーちゃんにおすすめ

  • 雨が大好きな娘・・・(´・ω・`)は、傘が笑うととても嬉しそう。なのに最後ニコニコと晴れたら「あーあ」って言う。雨の中、レインコートで散歩に付き合わされる母の身にもなって欲しい・・・。(2歳)

  • 978-4-06-199105-7 24p 2009.10.1 1刷

  • ないてたおくつが、わーらった。
    ないてたかばんが、わーらった。
    開くたびに、パッと笑顔になれちゃう。
    お空だって笑顔になっちゃいますよ。
    テンポがよくて、楽しい一冊です。

  • 1歳半健診のおすすめ

  • 1歳7ヶ月。図書館で借りました。「わーらった」というフレーズが何度もでてきて、その度に娘も「たーらーら」という(*^_^*)

  • ないてたおくつが わーらった
    ないてたかばんが わーらった…
    身近な持ち物の泣き顔→笑顔の変化が嬉しい繰り返し絵本。

    読みながら&聞きながら、泣いている場面ではえーんと泣き真似、笑顔では一緒にニコニコ笑ってしまう。
    見返しにも泣いている&笑っているお顔がたくさんで楽しい。
    はっきりした色使いの絵で遠くからでもよく映える。
    アニメ調の絵柄なので若干好みは別れるか?
    赤ちゃんからだが、一緒に真似ができる1〜2歳頃が最も楽しめそう。

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著者プロフィール

作家・翻訳家・「ホテル暴風雨」オーナー。主な著書に絵本『とりがいるよ』『たまごがあるよ』『いっしょにするよ』(KADOKAWA)、『とんでいく』(福音館書店)、『うしのもーさん』(教育画劇)、『にっこり にこにこ』(講談社)、『せかいでいちばんおおきなネコ』(絵本塾出版)などがある。主な訳書に『こくばんくまさん つきへいく』(ほるぷ出版)、『かべのむこうになにがある?』(BL出版)などがある。

「2018年 『『とりがいるよ』ギフトセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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