夏の海で恋をしよう (講談社X文庫 154-37 ティーンズハート 珊瑚物語 4)

著者 : 小林深雪

• 講談社 (1995年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[（^０^）/さんの感想 · 2016年8月27日]

【あらすじ】
湘南水族館で礁くんと偶然出会ってしまったさんごは、思い悩んだ末、石田家に戻り、礁くんと兄妹として暮らすことを決意する。礁くん、渚と同じ高校に通うことになったさんご。まだ、礁くんへの思いを断ち切ることができないまま、日本での初めての夏を迎えることになる――。サーフィン大会での港との再会。そして、陸からの突然のプロポーズに、さんごは？「珊瑚物語」いよいよ大詰めの第4巻です。

[aoiさんの感想 · 2014年12月2日]

シリーズ第4巻。
水族館で礁と再会してしまったさんご。石田親子から共に暮らそうと説得されるものの、彼女は礁を好きな気持ちを捨てきれないことから躊躇する。そして陸が思わず彼女の気持ちを礁へ伝えてしまったことから、再び陸の家で世話になることに。陸それ言ったらあかんやろと思う一方、彼が言わなかったら事態変わらなかっただろうね。舵さんから説得され兄妹として石田家で暮らし始めるまでの、陸とさんごのやり取りを見て、陸が1番さんごを想ってると再確認。ラストの急展開により、申し訳程度に登場した港の存在がさらに薄く感じた。

[eathme0217さんの感想 · 2009年10月21日]

あまあまな恋愛小説。こういうの、すごくあこがれたなあ。。。
愛し愛され涙ありの、ドラマティックなお話です。

今の小学生も読んでいるのかな。
あの頃の私みたいな、夢見る少女は今もいるのでしょうか。

著者プロフィール

３月１０日生まれ。魚座のＡ型。埼玉県出身。武蔵野美術大学卒業。青い鳥文庫、YA! ENTERTAINMENT（いずれも講談社）などに著書があり、１０代の少女の人気を集める。エッセー集『児童文学キッチン』のほか漫画原作も多数手がけ、『キッチンのお姫さま』（「なかよし」掲載）で、第３０回講談社漫画賞を受賞。近作に、『おはなしSDGs　つくる責任つかう責任　未来を変えるレストラン』など。

「2023年 『YA！ジェンダーフリーアンソロジー　TRUE　Colors』 で使われていた紹介文から引用しています。」