すみっコぐらしのことわざ108 (講談社KK文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061996571

作品紹介・あらすじ

すみっこにいるとなんか落ちつく…そんな人気キャラクター「すみっコぐらし」の初のことわざ本。小学校のうちに覚えておきたいことわざ100を、すみっコぐらしといっしょに楽しく覚えられます。ことわざから連想されるようなすみっコぐらしのイラストとともに紹介。

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  • すみっコぐらしのことわざ。
    ゆるふわで可愛いイラストつきなので、ほっこりしながら勉強にもなる。
    ことわざの意味も説明しているのでわかりやすい。
    大人でも子どもに説明しにくいので、これはすごく便利だと思う。
    小学校で覚えておくにはいいことわざばかりである。
    ちょっと変わった海外のことわざもある。

  • すみっコのイラスト付きなので、楽しく学べます。

    巻末の外国語のことわざが面白い。


    韓国
    ・金剛山も食後の見物
     →金剛山のように美しい景色も、お腹がすいていては十分に楽しむことができない。

    ロシア
    ・仕事は狼ではないから森に逃げない
     →仕事はどこかににがたりしないからじっくりと落ち着いて取り組むべきだ

    ・きのこだと名乗った以上はあみあかごに入れ
     →やりかけたことは、最後まで責任を持ってやるべきだということ

    ドイツ
    ・愛情は胃を通ってしみこむ
     →おいしい料理は人の心をつかむものだ

    英語
    ・一日一個のリンゴで医者いらず
     →リンゴなどの果物は健康によく、食べると病気にかかりにくくなる

    ・人生で最上のものに金はかからない
     →人とのつながりや、豊かな経験など、人生において重要なものはお金で買えない。

    ・タンゴを踊るには、ふたり必要
     →あらそいごとの責任は両者にある。
      なにごとも協力は必要

    スペイン
    ・歌うものは不幸を追い払う
     →いやなことをわすれるには、楽しみをさがすのがよい

    ・川の音が聞こえた時は、そこに水がある
     →みずがないところに川の音はしないように、どんなことにも原因がある。

    ・雷雨の後には平穏がやってくる
     →雨はいつか必ずやむものだから、じっと待つのがいいということ。
    フランス
    ・鍋を見下すのはフライパン
     →他人を見下したり批判したりしている人は、大した存在ではない

    ・やけどをした猫は、つめたい水からも逃げる
     →一度こわい目にあうと、安全なものまでおそれるようになってしまうということ。

    ハンガリー
    ・逃げるは恥だが役に立つ
     →にげることが、結果的に、物事をうまく進ませる

    アラビア語
    ・約束は雲、実行は雨
     →約束だけでは意味がなく、実行されてはじめて、意味をなすということ

  • 国内外の108のことわざを、すみっコぐらしのキャラのイラストとともに紹介。
    勉強になるし、イラストがかわいいから癒やしにもなる。

    すみっコたちはみんなそれぞれキャラの性格やバックグラウンドの設定がちゃんとあるので、そういうのを知った上でこの本のことわざの解説文を読むとさらに楽しめる。各ことわざに楽しく前向きな解説文がついているので、どのページを開いても明るい気持ちになれる。
    子供むけに見えても、大人もじゅうぶん楽しめる1冊。

  • 「歌を口ずさむ者は不幸が遠ざかる」
    楽しみを自分で見つける事が出来る者には、不幸が自然と遠ざかる。

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著者プロフィール

静岡県生まれ。早稲田大学文学部卒業。2018年、「カタコイ」で第1回青い鳥文庫小説賞金賞を受賞。著者に「カタコイ」シリーズ(全3巻)、『ぺんたと小春のはじめての歳時記』(ペンギン飛行機製作所/協力)、『すみっコぐらしのことわざ108』(サンエックス/監修)、『タヌキとキツネ 偉人の名言』(アタモト/原作・イラスト)、『小説 ちはやふる 上の句』『小説 ちはやふる 下の句』『小説 ちはやふる 結び』(末次由紀/原作)、『小説 パーフェクトワールド 君といる奇跡』(有賀リエ/原作)、「小説 魔女怪盗LIP☆S」シリーズ(鏡はな・壱コトコ/原作)、「カッコウの許嫁」シリーズ(吉河美希/原作)などがある(以上、講談社)。

「2022年 『小説 映画 さかなのこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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