- Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062002417
作品紹介・あらすじ
野間文芸新人賞受賞
1982年秋 僕たちの旅は終わる すべてを失った僕のラスト・アドベンチャー
1979年 風の歌を聴け
1980年 1973年のピンボール
そして、1通の手紙から羊をめぐる冒険が始まった消印は1978年5月──北海道発
感想・レビュー・書評
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高校生の時に図書室の本棚でタイトルだけで読んでみようと思った本。それから30年、村上春樹を読み続けることになるとは思わなかった。私の初村上春樹作品。
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耳の女と写真登場の序盤までは面白く読んでいたが段々、だんだん飽きてきてしまって読むのが続かなかった。とりあえず読破した感じ。そのうち再読してみる。
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久々に読み返した。
なんだか分からないけど良いと思う。現実のような非現実のような感じ。 -
1982年12月10日 第三刷
発売当初読んだものの再読。もう理解する能力は無くなってしまった。 -
処分する前に読む母の村上本 その⑥
デビュー3部作の完結編とは知らず
30年前に初めて村上春樹と出会った本作は衝撃的だった
年を経て順番にデビュー作から読み直す
読み終えて感想を書こうとすると何も思い浮かばない
けれど読んでいる時間が無性に楽しい
他の方のレヴューを読むのも楽しい
この3部作で登場する「故郷」は 村上春樹が過ごした
芦屋~神戸の阪神間であると言われている
港 工場地帯 バー 坂道 など なるほどと思うものの
あまりピンとこない
東京の地名はわりとはっきり書くのになぁ
故郷のことを書くときはけっして地名を書かない
村上春樹の作品に頻繁に出てくる「サンドイッチ」
読んでいると無性に食べたくなる
神戸に「村上春樹も絶賛のサンドイッチ」があるらしいので
一度行ってみたいものだ -
歌は終った。しかしメロディーはまだ鳴り響いている。
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この読後感が好きで村上春樹小説読んでるとこある
やっぱ三部作の最後は読み応えあっていいね -
冒険や友情を村上春樹が書くとこうなるんだな、と。羊をめぐって、流されるように、でも確かに大きな力で動かされている。力を得ること、失って嘆くこと、力を持たない生き方を選ぶこと。
三部作と知らず読んでしまったので、残り2作も読みたい。
村上春...
村上春樹を読んでいると、何より作者が物語を欲していると感じます。本作で作者はその必然性を得たのだと思います。
この物語は誰より、作者村上さん自身のために書かれたような気がしました。
私は『ノルウェイの森』のラストがとても印象的だと思った...
この物語は誰より、作者村上さん自身のために書かれたような気がしました。
私は『ノルウェイの森』のラストがとても印象的だと思ったのですが、この作品のラストも、それに近い印象を抱きました。