西武王国: 堤一族の血と野望

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062002684

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  • 何というか、壮絶で
    スケールがでかくて、どす黒い。
    やっぱり企業が巨大になるということは
    そこに働く人も増えるし、ブレインも
    精鋭の人が必要になるし。

    そうなると、より大きくするために
    ブラックすれすれの行動を取るわけで。
    現実に西部は土地をかき集めるのに
    法律上ではブラックではないけれども
    人を泣かせるようなことも辞しませんでした。

    その結果は…
    もうこの王国は堤一族のものでは
    なくなってしまっています。

    そう、堤康次郎から代が変わった
    義明は父とは違い、逮捕されてしまいました。
    そう、いつまでもすれすれの行為が
    許容される時代は終わったのです。
    (ただ、そういう行為ではなくて捕まったのは
    インサイダーというね)

    家族環境もまさに放埓という感じ。
    きっと康次郎も
    どんなにがんばっても親子の絆だけは
    女性をいくばく抱いても
    満たされなかったのでしょうな。

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