- Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062043175
作品紹介・あらすじ
自慢の味をいっぱい持ち、「作り上手」で「食べ上手」だった向田さん。とびっきりの食いしん坊作家の食卓を彩ったおかずを、エッセイや小説などのアンソロジーも添えてご紹介します。お料理は、向田さんの味を最もよく知る、末の妹さん、和子さんに再現していただきました。
感想・レビュー・書評
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向田邦子さんの食に関する姿勢、彼女の素敵さ、そしてレシピが詰まった1冊。
ドラマ「トットてれび」を観て以来、黒柳徹子さんと向田さんの友情に惹かれているので、黒柳さんの向田さんへの想いが載っているのも個人的に嬉しく読んだ。
向田さんの写真や言葉を見るに本当に素敵な女性だと改めて思う。
誰かを想って作られ、誰かを喜ばせるお料理。30代を迎え、結婚した身として私もそんな風にお料理との関係を作りたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
向田さんの創作家庭料理レシピや食にまつわるエピソード、小説やエッセイからの食べもの話の紹介、周辺の人たちが語る向田さん像など盛りだくさん。
健康的でさっと作れるレシピが多く、個人的にはフルーツとの意外な組み合わせの品々が気になる。
気風が良くてばりばりの働きマンで人への気遣いを忘れない向田さん。知れば知るほど魅力的な人で、若くして亡くなったことが惜しくてしょうがありません。
23年前に出版された古い本だけど、本を作る側のサービス精神というか情熱に脱帽。
近頃のちょっと気取った白っぽいレシピ本にないアツさが良い。-
「若くして亡くなったことが惜しくて」
今でも墜落事故のニュースが忘れれません。何となく奇跡的に助かってるんじゃないかと一瞬思ったのでした(理...「若くして亡くなったことが惜しくて」
今でも墜落事故のニュースが忘れれません。何となく奇跡的に助かってるんじゃないかと一瞬思ったのでした(理由はありません)。2012/09/10 -
>nyancomaruさん
この本でも妹さんが邦子さんを「ちょっと出かけてて、帰りを待っている」というような感じだったのが印象に残ってます。...>nyancomaruさん
この本でも妹さんが邦子さんを「ちょっと出かけてて、帰りを待っている」というような感じだったのが印象に残ってます。
生きてる間のエネルギーが強いというか、死の似合わない方という気がしますね。2012/10/08
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20171014蔵書
20140305読了
これはいずれ蔵書にするつもり。 -
美食家だった向田邦子さん。
向田さんのレシピは簡単にパッパと出来るのに、どれも食べた事ないような素敵なモノ。
美味しいと感じたら自分んだけで無く、皆にも届けたい。
人柄もとてもよく分かる本だった。
読み終わった後には誰かを美味しいものでもてなしたいと
じんわり温かい気持ちになる。 -
母親から譲り受けた料理本。向田邦子さんの本も好きですが、ここに載っている料理も好き。作り方が大雑把なのがいい。材料の分量にこんなにも「適宜」を連発してる料理本はないのではないか。向田邦子さんの人となりについても学べる一石二鳥の本です。
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この本をきっかけに向田邦子さんにはまっていったような。
学生時代、失恋した友人にこの本の中のスープを作って持っていたのですが、不味くて一口しか飲んでもらえなかったのが悲しゅうございました。
そして、骨董にもはまったふり(?)してました。青山の骨董通りに行って、骨董屋さんに入ったり。蕎麦ちょこが1個1万5千円でした。あの頃の私には高かったなあ。
と懐かしく思い出すあの頃、18歳でしたね。-
2010/04/17
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向田邦子さん亡き後、妹さんが編集した‘姉’の作った美味しい手料理の料理本です。聡明な女は料理がうまい、という言葉があるが、美しい作家向田さんにぴったりの言葉。写真も綺麗。夕飯のおかず作りにとても役立った一冊。
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すごいなんてもんじゃない、すべておいしい
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彼女の性格がよく分かる本だと思った。
「字のないはがき」の妹が、その後幸せな食生活を送っていた事に安心した。