はやぶさ新八御用帳) (2) 江戸の海賊

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062046428

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  • はやぶさ新八御用帳シリーズ2巻。『この頃、お江戸に流行るもの地震、大水、船幽霊退治したくば、飛鳥にござれ花の下なる、平将門』という、奇妙な張り紙が、桜が咲きほこる飛鳥に貼られ、新八郎は本所方の同心・高丸龍平に誘われ、緋桜小町ことお小夜のいるさくら茶屋に入る。叔母のお柳らとお茶を飲んでいると急激に天候が変わり、近くに落雷がありお小夜にしがみつかれる。雷が収まると店にはお高祖頭巾の武家風の女の死体が見つかり、身元探索中同心の平泉が殺され、御用船が海賊に襲われ、事件が続き終盤に全ての謎が解き明かされる。
    未読だったシリーズを医大診察待ちのボランティア図書で読み始め、2巻は隣の市の図書館から、和田はつ子さんの「鶴亀屋繁盛記」シリーズと共に借り、3巻以降10巻までと、「はやぶさ新八御用旅・全4巻」は整理休館中の地元の図書館に揃うので、来週の開館が待ちどうしい。2014/02/07 記

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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