女人古寺巡礼

著者 : 杉本苑子

• 講談社 (1992年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

歴史を生きた女たちの愛と哀しみを映す古都の寺々を訪ねて。旅のエッセイ。

感想・レビュー・書評

[はりーさんの感想 · 2009年3月31日]

杉本苑子の一冊。
歴史を生きた女人の逸話を織り交ぜながら古刹を紹介。
こういう史実を知っていて訪れるとまた趣も変わるのでしょうなぁ…
おもしろいです。オススメ。

著者プロフィール

杉本苑子

大正十四（一九二五）年、東京に生まれる。昭和二十四年、文化学院文科を卒業。昭和二十七年より吉川英治に師事する。昭和三十八年、『孤愁の岸』で第四十八回直木賞を受賞。昭和五十三年『滝沢馬琴』で第十二回吉川英治文学賞、昭和六十一年『穢土荘厳』で第二十五回女流文学賞を受賞。平成十四年、菊池寛賞を受賞、文化勲章を受勲。そのほかの著書に『埋み火』『散華』『悲華水滸伝』などがある。平成二十九（二〇一七）年没。

「2021年 『竹ノ御所鞠子』 で使われていた紹介文から引用しています。」