日本改造計画

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062064828

感想・レビュー・書評

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  • 将来の日本ビジョンを掲げた本(ただし当時から見て)

    <blockquote>●主な内容
    ・迷惑な「指導力の欠如」
    ・権力を行使しない危険
    ・政府は「企業弁護士」か
    ・首相官邸の機能を強化
    ・官僚が決定権者か
    ・政党による政策の選挙
    ・全国を300の「市」に
    ・生かされていない官僚の頭脳
    ・誤解されている「吉田ドクトリン」
    ・国連待機軍をつくれ
    ・「世界貿易機構」をつくる
    ・10万人留学生の受け入れ
    ・個人を大切にする社会
    ・都市に住宅、地方に雇用
    ・所得税・住民税を半分に
    ・自由な人生設計ができない日本人
    ・高齢者の職場参加を進める
    ・女性も選択が可能な社会を
    ・管理型行政からルール型行政へ
    ・新・教師聖職論
    </blockquote>
    夏ごろから秋にかけて民主党代表選がニュースとしてあったので、一度は読んでみるべきかなと思って手をつけてみました。正直、堂々と読むのは気が引けるとこがありますね。古い本というのもありますが。

    とはいえ、内容は悪いわけではないです。
    内閣の仕組みはだいぶ変わりましたし、国際貢献も経済も、PKOしてるしWTOできたし、APECもできた。
    此処に書いてあることが既に現実になっている事が多い。

    残りは地方分権と、労働関連、そして自衛隊や在日米軍の問題だけなのだろう。
    そう考えれば、膿はかなり出しているのかもしれない。気づかないだけで。
    今騒いでいるのも、結局はこの本から出発したことなのかもしれないです。

    ……でもさ、敢えて読む必要があるかというと、微妙な気がする。
    もっと池上さんあたりが噛み砕いて出してくれないかなぁ……日本の政治とかつってまとめて。

  • 1993年。今から23年前に出版されているが現在にも通じる記述があまたある。日本は何をやってきたのか…。
    p85「全国を三百ほどの自治体に分割する」地方自治への移行がうまくいっていれば大阪都構造を巡る混乱もなかっただろう。
    p185「東京からの自由…一極集中の解消。企業からの自由…個人の生活を大切にすることができる。働きすぎからの自由。年齢と性別からの自由。規制からの自由。」

  • 竹中平蔵を含む、複数の経済学者がゴーストライターだったというのは、今となっては有名な話らしい。

    確かに、アメリカ的自由主義路線のこの著書と、小沢一郎のその後(特に民主党時代)の主張は全く噛み合わないね。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4062064820
    ── 小沢 一郎《日本改造計画 19930521 講談社》
     
    …… 新進党(当時)が提唱した概念。真の意味での「国際国家」とな
    ることを提唱し,そのためには「普通の国」にならなければならないと
    して,次の2つの要件を掲げている。
     第1の要件は「国際社会において当然とされていることを,当然のこ
    ととして自ら責任で行うこと」であり,とくに安全保障の分野でも例外
    ではなく,この分野でも「自らの責任において自らにふさわしい貢献」
    ができるようにすること提唱している。
     第2の要件は,「豊かで安定した国民生活を築こうとしている国々に
    対し,また地球環境保護の課題について,自ら最大限の協力をすること
    である」としている。同書においては,外交・安全保障政策について具
    体的な提言もなされ「普通の国」という考えと並んで論議の的となった。
    http://note.masm.jp/%C9%E1%C4%CC%A4%CE%B9%F1/
     
    (20140516)
     

  • 小沢一郎『日本改造計画』を読む。
    初版から20年が経つのだけれど,その20年間の小沢の行動原理の源をここに発見した感じ。
    この期間の「改革」は,殆ど小沢一郎に通じている。

  • 平成5年(1993年)に書かれた本であるが、実に筋道の立てられたこの国を考えるための物であった。
    この内容の自分の都合のいいところだけを過去の政治家(特に小泉総理)たちがその政策を拾っていったのであろうと感じる。
    現状の日本においても、全ての主張がそのまま新鮮に実施したらいい政策と写るという事は、小沢一郎氏の政治屋日本に対する考え方の深さを感じさせられ、新たに感服させられた。
    なぜ、冤罪という手法で小沢氏が民主党政権を取ったときに総理となって、この政策を心行くまで実行出来なかったのだろうかと無念でならない。
    この政策が半分いや1/3でも実施されていたらな、今の日本は3年前から大きな舵を国民の為に切っていたのではないかと思うと残念だ。
    今一度、先に成るかもしれ無いが彼のこの政策を実施出来る環境がやってくる事を切に望みます。

  • もう20年も前の著作になってしまった小沢一郎氏の著書。

    当時は福祉重視ではなく、自民党への対立軸のためか新自由主義に近かったことがわかる。

    さて、著作から20年、政治家としてはどうなるのだろうか。

  • (1993.08.11読了)(1993.08.05購入)
    内容紹介
    「日本再構築」プランのすべてがここにある日本の改革を訴え続ける筆者が、その政治生命を賭けてつくり上げた政治、経済、社会の「再構築」プランのすべてが、ここに書かれてある。

  • 小沢氏の改造計画、まだ生きています。期待しましょう。

  • 20年近く前の小沢一郎氏が書いた本。今でこそ小沢氏は福祉分野で政府の積極介入を支持する社会自由主義的ポジションにいるけども、当時はもっと明確な新自由主義であることが読み取れる。橋下さんとかみんなの党のイメージに近い。

    好き嫌いは抜きにしても、このくらい明快に国家観を適切に語れる政治家が日本にどれだけいるかと思うと、なんとも言えない気持ちになる。

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