美しい企業醜い企業

著者 : 榊原清則

• 講談社 (1996年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

日本企業が真にクオリティを高め、もっと尊敬に足る存在になるためにはなにを学習するのが、今いちばん大切か…日本、アメリカ、ヨーロッパの企業を実地に調査・分析した経営学者の最も新しい日本企業論。

感想・レビュー・書評

[junsugimotoさんの感想 · 2010年5月27日]

日本企業の特質を「集団主義的マッチョ」文化と表現（国際的な企業も多くはその例に漏れない）。一方で、働く人の個性を活力のより所とする企業を劇場的な「美しい企業」と評価。あるべき会社イメージとしてすばらしいなーと思います。ただし、いったい世の中の何割の人が「美しい企業」の構成員として活躍できる強みをもつか？その意味では理想的過ぎるかも…

著者プロフィール

慶應義塾大学教授

「2005年 『イノベーションの収益化』 で使われていた紹介文から引用しています。」