- Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062080392
作品紹介・あらすじ
落日の清朝には領土を分割せんと狙う列強の牙が迫っていた。科挙進士の友とも別れ、西太后の側近となった宦官の春児は、野望渦巻く紫禁城で権力をつかんでいった
感想・レビュー・書評
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最高に良かった!
本当に歴史はこうだったのではないかと勘違いしてしまうほど、激動の時代に絡み合う架空の人物と実在の人物が織りなす物語に没入してしまいました。
最後にそれぞれの人生が見事に収まる伏線回収も見事!超オススメです♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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サマーさん、おはようございます。
初めてコメントさせていただきます。
物語同様の胸熱レビューに引き込まれてしまいました!サマーさんの感想にう...サマーさん、おはようございます。
初めてコメントさせていただきます。
物語同様の胸熱レビューに引き込まれてしまいました!サマーさんの感想にうんうん頷きながら、読ませていただきました。
これからもよろしくお願いします^_^2023/02/25 -
hibu様
はじめまして。コメントありがとうございます!
この本はかなり熱く熱く、思いの丈を感想に書きました。なので、hibu様が私の書...hibu様
はじめまして。コメントありがとうございます!
この本はかなり熱く熱く、思いの丈を感想に書きました。なので、hibu様が私の書いた感想に共感してくださってとても嬉しいです。
hibu様の本棚にも訪問させていただきますね。よろしくお願いします。2023/02/28
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清朝末期に生きた人たちに思いを馳せながら読みました。歴史の中にはいろんな物語があったのでしょうね。西太后についてはステレオタイプなイメージが覆されました。
面白かった!この先も気になります。 -
『中国の歴史認識はどう作られたのか』(東洋経済)という
中国育ちの在米国際政治家学者、ワン・ジョン氏が書いた専門的な本を
興味があるので、読みたいとは思っているのだが
ちょっと難しそうで、いまだ手に取らず、積んである
で
これまたぐっとくだけて、でも力作、浅田次郎『蒼穹の昴』を読了しての感想
清国の末期、有名な西太后の執政時代の物語
書き下ろしの当時(1996年)にもてはやされた本だけあって、さすがおもしろい
でも、これって、それって中国のひとたちはどう思うんだろうねと考えた
長い歴史、広い中国、その歴史上人物を物語にする日本の作家は多い
司馬遼太郎、井上靖、宮城谷昌光など
日本人がたとえ資料を読み漁り、読みこんだとしても
想像し、創造するについての当然、違和感あるのだろう
また
本国ではそういう時代をどんな風に教えているのか、考えているのか
やっぱり『中国の歴史認識はどう作られたのか』も読まなくちゃならないなあ -
おもしろかった。泣ける。李鴻章がめちゃかっこいい。けど下巻は、なんかいろいろイラついた部分が多かった。慈禧と載湉の上手くいかん関係とか、無能の康有為とか、なぜかトントン拍子の栄禄とか、めっちゃ重要人物っぽかったのにどっか行ってしもた王逸とか、これまたどっか行ってしもた龍玉とか、何も言わずに妻を残して死ぬやつとか、急に荒れて急に反省する文秀とか、白太太の予言がすごいのか外れてんのかよおわからん感じとか、主人公が誰なのかわからん感じとか。かわいそうな人が多すぎた。
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どこまでが 史実 だとか そうでないとか
そんなもの どうでもいいや
と おもわせてもらえるほど 愉しませてもらいました
一気に読んでしまうのはもったいない
途中で 今日はここまでにしておこう
と 次の愉しみのために栞の紐をはさんでいたのですが
やはり 気になって
いつのまにか また 手にしている
噂には聞いていたのですが
それ以上の満足感、読後感を持つことができます -
やっぱり、
運は自分次第
と勇気付けられました。 -
とても面白かったです。
またこの辺りの歴史背景を勉強してから読んでみたいです。