にっぽん・海風魚旅 怪し火さすらい編

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 39
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062102810

作品紹介・あらすじ

あてずっぽうの旅の妙味とシアワセ。全国のとれたてのうまい魚が色っぽく登場。ぐるりと歩いた原色波風うま酒列島。

感想・レビュー・書評

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  • 「サカナがあったらサシミで食う。うどんがあったらすぐさまススル。灯台があったら静かに下から眺める。」という原則的三大テーマで海を巡った雑誌取材をもとにしたフォトエッセイです。ちょっと前の出版(2000年)ですが、テンポの良い文章が読者を「現地に行って食べてみたい、眺めてみたい、会ってみたい。」と思わせます。臨場感をいっそう引き立てる写真も素敵です。

  • こういう本を読むと旅というものはとても素敵なもの、
    楽しいものだということを痛感させられます。
    本当に面白い旅してきたぜ!!
    というのが文章を読んでいるだけで伝わってきます。
    文章も全然堅苦しくないので気楽に読めてしまうのも
    彼の旅ものの魅力だと思います。

    もうひとつのお楽しみは
    たびの冒頭にある脱力感漂う著者のイラストです。
    どのイラストも面白いのですが、
    最初に出てくるたびのイラストにさりげなくある
    ツッコミはドツボにはまりました。
    あれは恐らく偶然の産物だと思いますが。

    全部のシリーズ読みたいです。

  • 丸亀の『中村』と飯山の『なかむら』が紹介されてます。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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