- Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062104425
感想・レビュー・書評
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ドンよりとした雰囲気の本ですが、最後は何故か良かった。 一様とは言えないけれども、『男』という生き物は、彷徨う事に細やかな願望を抱いているのかな。 『あとがき』も味があって良かった。
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単語が難しくて何度も辞書を引きました。笑。
それに反してあっという間に読み終わる引き込ませ具合。
笑ったぞ。 -
描写の細やかさと、話の起伏がうまく書けているのですね、さすがです。
運動会、がどこかリアリティがなくて、幻想的、のように思えたのはぼくだけでしょうか。 -
07.3.26短編が3つで、全部基本的な設定が同じで、しかも十代女には全く理解できない感情がとつとつと綴られており、はっきり言って面白くなかった。
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大学時代の恩師の小説。
じんわりと伝わる温かみの出し方がすごい。陳腐な言い方だけど、人生経験がにじみでてる。机の前にいるだけじゃ書けない作品。
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タイトルが目に付いて読んでみた本<br>
著者は全然知らなかったけど理系ぽい好きな文体<br>
終わった家族のぐだぐださもツボ -
短編集ですが、いづれも職を無くした男の日常を描いています(犬付き)
次の仕事もどうにかなるさと思っていたのに、見つからないままずるずると暮らす日々。
物語は淡々と進んで、仕事にがむしゃらだった過去の自分や出会った人々と話がところどころ挿入されています。
このまま堕ところまで堕ちちゃおうかなと考えてみたり。
結婚の経験がないからなのか、奥さんというよりはあくまで主人公の立場で読み進めていたけど、結婚したら奥さん側の立場で読んでしまうのだろうか。(2003.3.7)