流血の魔術最強の演技: すべてのプロレスはショーである

  • 講談社
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本棚登録 : 121
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062110754

作品紹介・あらすじ

日本にプロレスが誕生して以来の最大にして最後のタブーを初公開!「プロレスは完成されたエンターテインメントなのだ!」新日本プロレスのレフェリーとして、アントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾、長州力らの試合をもっとも数多く裁いてきた男が、プロレスを愛するがゆえに、ついに「魔術と演技」の真実を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • ミスター高橋

  • なんとなく底が浅い感じの本。

  • 高橋本。大まかな内容や、この本に対しての業界関係者の声は知っていたけど、ちゃんと読んでみたらプロレスへの失望感より、敬意のが大きかった。
    同著者の「マッチメイカー」と合わせて、「わ、こんな入念なエンターテイメントの世界なんだ?!すごい!」って、読みながらワクワクしたくらいで。
    勿論、出版当時に読んでたらまた別の感想だったろうな・・・というのは大前提ですが。たとえ配慮された文章表現であっても、所属してた団体の暴露本を出すこと自体、ちょっと考えちゃいますしね。
    あと、こういう細かな演出、段取りは、(マッチメイカーの存在は知っていたとしても)分からないからこそ面白いんじゃないかな、とは思いました。
    ただ、私はにわかファンですが、今の新日すごい楽しいし現地では歓声も上げるし、レスラーの皆さんが大好きです。
    試合中は、演出だの八百長だのは頭になく、ただ没入して観てます。

  • やっぱりプロレスって凄い!とあらためて思いを強くした。これからも応援しますよ〜。

  • プロレスの真偽を熱く語っていた頃が懐かしい!
    今はほとんど観てないけど、猪木さんが偉大なのはまぎれもない真実。
    この本に書かれていることなど、些細なことです。

  • 元新日本プロレスでレフリーだった、ミスター高橋の書いた、プロレス裏話。

    新日本プロレスがゴールデンタイムで放送していたのは、1980年代。
    猪木・藤波・アンドレザジャイアント・スタンハンセンなど名選手がキラ星の如く!
    まさにプロレスの黄金時代でした。
    で、そのときに行われた数々の名勝負や、因縁の対決が全てシナリオどおりだったということを、暴露しているのがこの本の内容。
    子供のころ、血湧き肉踊る思いで見つめていたブラウン管の向こう側で展開される男のドラマは、全て虚構だったと・・・・。
    ショッキングな内容で、受け入れがたい気持ちはありました。
    ただ、いち社会人の視点で見ると、非常にプロフェッショナルであることを要求されう仕事だと思いました。
    ショーとはいえ、高度な技を駆使する試合は、一歩間違えれば大怪我になってしまいます。
    黄金期にはそんな試合を、多いときで何と年間200本というから驚き!

    レスラー同士の因縁や試合中のサプライズなど、観客を飽きさせないさせない工夫を常に要求されるビジネス。
    シナリオと演出、そして何より選手の演技力非常に高い専門性に支えられていたからこそ、子供の頃あんなに熱中することができたのだろうと思いました。

    この本では、猪木の天才的なプロデューサーとしての逸話を紹介しています。
    もし、今も猪木のような才能が現れれば、もう一度プロレス見るかも!
    そんな風に素直に思えた一冊でした。

  • なるほどこれがプロレスだったのですね。
    昔はリアルだと思ってプロレス見ていたんだけど今は楽しくショーとして観戦することができる。
    裏側を知ることができて面白かった。

  • なんかさ

    新日本プロレスに裏切られたから

    その恨みから

    書いている感じが嫌だったなぁ

    いろいろと弁護をしたり

    してるんだけど

    なんか

    背景には恨みを感じたよ

    ミスター高橋

    裏で色々と動いていたのかもしれないけど

    レフリングは下手だったよね

    カウントおせぇなぁ

    とか

    さばき方に切れが無いなぁ

    とか

    そんなことを思っていたよ

    だから

    あまり

    ・・・・・

    ってかんじかな

    でも面白かったなぁ。

    1つ1つの

    意見はさすがだなぁと思ったよ。

  • やっぱりそうかと、うへそんなことと。

  • この本が出版された当時
    「メッキが剥げて没落する詐欺師」という物語が
    世間的に求められていたように思う

    そういう意味で
    ミスター高橋とプロレスの関係は
    桜庭和志とグレイシーのそれに似ていた

    物質主義が精神主義を再び駆逐したのだった
    しかしながら桜庭と違って
    この本でミスター高橋のやったことといえば
    日和見主義へのおもねりでしかなかったように
    今となっては思ってしまう

    だけど当時のプロレスがどうしようもないマンネリだったのも確かなんだなー

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