じぶくり伝兵衛: 重蔵始末二

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 24
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062112741

作品紹介・あらすじ

付け火の予告に拵え角力、葵御紋の怪盗一味。江戸を跋扈する悪党どもに、奇傑・重蔵が立ち向かう。大評判の傑作時代小説シリーズ第二作。

感想・レビュー・書評

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  •  近藤重蔵さんのシリーズ第2作目。
     相変わらず重蔵さんは豪傑で、推理も冴えわたってるけれど、実は裏でいろいろ調べたり考えたりしていた、というパターンが多くて、実際に動き回っている団平さんとか余一郎とかのが、出番が多いように見える…。
     のろま玉子の話がよかった。

  • ガキ大将。負けん気が強く、自分の思い通りにならないと機嫌が悪い。だけど、面倒見は良い。弱気を助け、強きを挫くではないが、権力志向。

  • 重蔵シリーズ2作目。良質の時代小説の雰囲気が抜群。時代考証も精緻な印象を受けます。放置本でしたが、風邪で仕事休んだおかげで(?)、やっとこさ読了しました。しかし、まだ3作目が放置中。また寝込んだときに読もう。

  • いやはや・・しぶとかった〜葵小僧を取り締まる長谷川組との確執:将軍の御前相撲:芝居で人目を惹き付けておく窃盗:林子平を救おうとする同役:妹を救ってくれた女の為に八百長を仕組む相撲取り〜相撲のことには詳しいようだ・・・重蔵始末ってのを前面に出してくれれば,次々に読むのになあ・・という訳でシリーズ第二作

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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