- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062113960
感想・レビュー・書評
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イラストレーション/鶴田謙二 カバー&ブックデザイン/鈴木成一デザイン室
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好きなんだもん、やっぱり。でもわたし、おおきくなってしまったのかな。
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きれいなものを綺麗なままにしてとっておく感じのお話でした。語り口はやさしく読みやすいです。
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わかりたくないけど、わかってしまう残念な年代だ。
綺麗なものだけ見ていたいものだが・・。 -
ラストがキツイ、くりぐらまでなら 付いていけるが・・
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現実ではありえないと思いつつも。
『大人になりたくない』って日頃から強く望んでる自分の気持ちもあってか。
大人になれない麻巳美に自分を重ねて読んでしまいました。
いや、麻巳美の方がよっぽど大人かも。
少しずつおおきくなろうとしてるのだから。 -
講談社版ですので、文芸にカテゴライズ。
大人になるためのヒント、という主題?については
徳間デュアル文庫版の続編含む2冊の方をお奨めします。
おとなになるためには、守られている時期が必要なのだなと。
けれど上手に子どもを守ることができる大人はなかなかいない。
ならば、人は自分で自分を育てるしかない。
白倉由美氏は大塚英志氏に守られていていいなぁ…と、
実はずっとずっと思っていました。
そういった意味では、私もこの2人にずっと憧れていたのです。 -
生後年齢は35歳の女性が本当は18歳なんだよ、って話。
生後年齢は20代後半になっても実年齢は12歳(より厳密に言えば、12歳前夜)でつまるところわたしは「本当は」女児なんだよなぁ、と思っていたFeiさんが読むのにこれほど適した本はあるまい、と思ってひゃっほうとばかりに手を出したもの。
…けど、麻巳美ちゃんとおいらの性格はあまりにも違いすぎて参考にはならなかった。 orz
おいら正直嫌いだわこの子、とか思いながら読んでた(笑)。
けど、月也さんの定義する「大人」がひどく素敵だったのと、折角借りてきたんだからと殴らずに(→読むのを中断せずに)頑張って辿りついた最終章は、なかなかスリリングでした。何だかアルトネのコスモスフィアをクリアしたみたいな感触で、月也さんが「圏外」からの帰還を果たしたときのわたしの脳内浮かんだ字幕&イメージ映像はこんな感じ。↓
「麻巳美のコスモスフィアレベル4を完了しました。コスチューム【エターナルセブンティーン】を手に入れました」
月也さんの素敵大人定義は以下の通り。
「 人はいつまでも子どものままでは、いてはいけない。
大人の役割を、世界を受け入れて、無償のやさしさを、皆にそして最愛の誰かにわけてあげなければいけない。」
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あえて、なのか天然なのか。
私小説と小説の中間にあるそんな存在。 -
高校の図書室で何度も読んだ一冊。
20歳になってようやく購入。
いつになってもこの本が楽しめる人でありたい。