- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062126410
感想・レビュー・書評
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存在を秘匿された組織、市ヶ谷防衛庁情報局で過酷な任務に身を投じる工作員の男たち、女たち。20世紀にいくつかの「染み」を残した彼らへの、6編の鎮魂歌。
いまできる最善のこと/畳算/サクラ/媽媽/断ち切る/920を待ちながら詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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短編集です。どの話もしっかり作られています。福井氏といえば長編のイメージが強いですが、短編もかなり巧いということが判明。このシリーズ続けて欲しいです。
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福井まさかの短編集、と見せかけてやはり。
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亡国のイージス」が面白かった作者です。映画より先に読みましたので、映画がつまらなかった(笑)
この「6ステイン」は6編の短編小説集ですが、防衛庁情報局のメンバーが主人公で、最後の話にはイージスの如月も登場、アクション描写も人物も面白いし、テンポもよくどんでん返し、ラストの温かみもあって映画向きの内容です。
気分転換、時間つぶしにはオススメですね。でもジャンルの好みがありますから・・女性向きじゃないかも(^_^)
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存在を秘匿された組織、市ヶ谷防衛庁情報局で過酷な任務に身を
投じる工作員の男たち、女たち。20世紀にいくつかの「染み」を
残した彼らへの、6編の鎮魂歌。 -
短編という体は成しているけど、実際は長編の一部を切り取ったって感じ。いきなりクライマックスになるものだから、緊張の連続。それぞれの主人公たちが、組織の一員から一人の人間に戻るときの濃密さ、熱も出るわけだ。時に、その熱が瞼に伝わってくるので、電車での読書には向かないね。
920とか如月行とか、本当は敏感に気が付かなくてはいけないのに、言い訳したとおりの夏バテと、元来が優秀な読み手じゃないので、読み終えてからようやく、そうか!、なんてね、ボケてます。
6ステインズが正しくない? -
「媽々」が好きです。カッコいい主婦最高です。
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珍しく短編集。とおもいきや色々繋がってて面白い!
ダイスシリーズの背景が分かって読ませるので好きな人には是非♪ -
市ヶ谷の防衛庁情報局員たちが、国益のために命を張って戦う物語。映画で言えばアクションものっぽいが、その実、誠実さとかプロ意識とか人情とかがひしめき合っている。これは短編集なので、いろんな主人公の側面が面白い。