ハチミツドロップス

著者 : 草野たき

• 講談社 (2005年7月22日発売)

感想・レビュー・書評

[神崎猶さんの感想 · 2007年2月27日]

こんな部ってあるんかなー　そう思ってしまうようなやる気ゼロ%のソフト部。こんな部、居られない、居たくない、それでもシェルターにはなりそうな…。気持ちがいたいほど分かって、どきどきした。

[えりなさんの感想 · 2007年1月15日]

ドロップアウト集団のくせに、部活のおいしいところだけ味わってるからハチミツドロップス。ソフトボール部のお話。結構ゆるくていい感じだと思いました。読みやすい。不思議な部員がおもしろかったです。

[京都精華学園中学高等学校メディアライブラリーさんの感想 · 2006年8月1日]

主人公のカズはお気楽ソフトボール部のキャプテン。仲間たちと楽しい部活ライフを送っていたが、妹の入部で事情は一変。おまけに彼氏との仲もあやしくなり、幸せな中学生ライフがなんとなくズレはじめてきて・・・。部活だけじゃなく、恋愛のこと、家族のこと、様々なことが描かれています。「自分らしさ」を求めて、最後には、本当のカズを見つけていくお話です。この本が気に入ったら、同じ作者の「ハッピーノート」も読んでみてください。

[まりさんの感想 · 2006年7月24日]

ハチミツドロップス、みんな自分のココロに持っている。

[てん。さんの感想 · 2006年3月26日]

あたしたちは、傷つくことになれていない。
なれている人がいるとしても、それがどれだけつらいことか知っているから、なお傷つきたくない。
だから、ごまかしてしまうのだ。
しかし、ごまかさずにしっかり向き合ったとき、あたしたちは、もっとあたしらしくいられるはず。

[chikaさんの感想 · 2005年11月9日]

楽しかった中学生ライフが・・・　　
「自分らしさ」を求めて、最後には、本当の自分を見つけていくお話です。
同じ作者の「ハッピーノート」オススメ　　（2005.9）

著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。実践女子短期大学卒業。99年『透き通った糸をのばして』(講談社)で第40回講談社児童文学新人賞、01年児童文芸新人賞を受賞。07年『ハーフ』(ポプラ社)で日本児童文学者協会賞を受賞。

「2016年 『Q→A』 で使われていた紹介文から引用しています。」