- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062133180
作品紹介・あらすじ
テレビの時代、権力が未曾有の大変化に直面している。政治の劇場化とは何か。
感想・レビュー・書評
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書名から推測される考察はほとんどないが、田原総一朗の自伝半生と番組作成に関するポリシーや裏話が述べられており、それはそれで面白い。
「キレイ」な人はそれこそいないとは思いますけど、節操を守り報道の世界で生きていくのはなかなか難しいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
普段テレビをまったく見ない自分ですが、メディアについて考えるなら避けては通れないので読んでみました。テレビって、思った以上に影響力があるんですね。この本の中では、比較対象にしているメディアは新聞や雑誌で、それと比べてテレビは臨場感・セリフの抑揚や語気まで伝えられることをメリットとしてあげていました。ただこの部分って今はネットが吸収しているかもしれないですね。それと、第一線の人たちと多く話すことができるのは、その人次第では一気に成長するんだろうな、とかそんなことも思った一冊でした。
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田原総一朗氏の半生。
学校の図書館にあったのをふと手にとって読んでみた。
政治に対するイデオロギー闘争、テレビ(マスメディア)の果たす役割について、本人の経験を通して述べてある。
今はあまり話題にならなくなってきている、戦後~冷戦時、その後の当時の日本の様子が分かり、面白かった。
また、経済人の印象もあっさりとした記述ながらも興味を引かれた。
キャノンの御手洗のエピソード、ゴーン氏のエピソードからは、いかに信頼を受けつつ、改革進めて企業体質を改善していくことの大切さが分かる。
”不採算部局で命を掛けて働くことほどの不利益はない”
企業のトップにもいろいろなタイプがある。話すのが好きなタイプ(ソニー)、聞くのが上手なタイプ(パナソニック)。
自分にあったやり方で、引っ張っていくことの大切さ。自分にできるとしたら後者か? -
朝まで生テレビで見る田原さんよりも、講演などでウラ話を披露してくれる田原さんのほうが素敵。この本は、後者の田原さん。
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期待はずれ