嫁盗み: 重蔵始末四長崎篇

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062133388

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  • 長崎編の1〜重蔵と団平が長崎奉行の中川と長崎まで来る経緯・家を借りて,その娘と知り合いになり,一緒に長崎に来た役人が妻と駆け落ちした幼なじみと対決。残った元妻の家に重蔵が出入りするが,それとなく重蔵の改め方の仕事を手伝うと,島津の隠居の悪戯と思われる抜け荷,唐人屋敷を舞台に九州各藩がやっている不正の臭いが漂う〜シリーズ第四作で舞台は長崎に・・・大きな事件はなく,今のところは捨て置いても良い程の些末な事が綴られる。新聞で読んだ広告では,長崎編2で完結するとのことだが,果たしてその行き先は? 嫁盗みとはこの地方の風習で,オランダ人とは無関係。中一弥の装画の出来が悪い

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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