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- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062133890
作品紹介・あらすじ
肥前佐賀鍋島藩の杜村新吾丸は、剣がたつうえに、風貌が柳生十兵衛に瓜二つ。杜村十兵衛元厳と名乗っている-その報に、柳生宗矩が動き出す。そして、二人の十兵衛が巡りあったとき、事態は思わぬ方向へと進んでいく。若き日の柳生十兵衛が、兵法の理を極める過程で経験した、不思議な事件。著者、自家薬篭中の柳生を主題にした長編剣豪小説。
感想・レビュー・書評
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もし柳生十兵衛に瓜二つの剣士が居たとしたら……という一作。
展開は面白いんだけど、後半がモノローグ過ぎて読むのが少々辛い。この展開に持ち込むなら序盤にもう少し伏線がほしいところ。あるいは序盤で説明して割合を減らすか、かなぁ。後半がやや重い。
著者の作品を読んでいる方なら、双眼の柳生十兵衛とスタンスが違うってこということが面白い。シリーズではなく明らかに別作品である。 -
4月12日購入。13日読了。苦悩する若き十兵衛をよく書く著者の最新作です。なかなか面白かった。
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