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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062136341
みんなの感想まとめ
「生きていく」というテーマが深く掘り下げられ、友情の本質に迫る作品です。死という避けられない現実と向き合うことで、登場人物たちはそれぞれの感情や思いを抱えながら日常を生きていく様子が描かれています。完...
感想・レビュー・書評
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「生きていく」ってことは、「死」から遠く離れた所に居続けること。
それでも「死」は必ずやってくる。自分の「死」に限ったことじゃない。身内の「死」、見知らぬ誰かの「死」、直接的であれ間接的であれ、立ち合う機会が増えて行くのが「生きていく」ということではあるまいか。
そこに浮かぶのは悲しみや憎しみ、あるいは特別な感情が浮かばないことだってあると思う。肉親や親友、あるいは名前だけは知ってる著名人の「死」に対する態度は、それぞれ違う。それでも、そこに立ち合い「生きていく」ことを余儀なくさせられた者は、何がしかの経験を積んでいく。その積み重ねれた重みに耐えていくしかないのが「生きていく」ということではあるまいか。
『未完成の友情』-完成された友情、っていったい何だろう。そんなものがあるのだろうか。
何でもオープンに話し合えたり、いつも仲良しだったり、何かあったときは助け合ったり、会えば楽しい時間が過ごせたりする人間関係……それが完成された友情?そんなものがあるのだろうか。それが完成を意味するのだろうか。
お互いに秘密を抱え、恨み羨み憎しみも抱え、助けの手を差し出す手間も惜しみ、特に楽しくもない時間を過ごす人間関係……そういうものをお互いに引き摺りながら「生きていく」日常が、片方の「死」によって均衡が崩れてしまう状態。その崩れた瓦礫を心のなかに溜めて積み重ねていくのが、真の「生きていく」ということなのかもしれない。
決して完成することのない、バラバラになった人間関係の落ち着き先、収まり先を探し切れずに溢れ出す感情を描いたラストシーンが、読者に「生きていく」という重さを感じさせてくれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どうもアヤシイ観点から見てしまう僕ですが(笑)イソギンチャク・・・あの辺にインパクトが・・(待て)。時代がころころ変わってちょっと読みづらかったけど、友情っていうのを実感させられます。面白かったです。
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