- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062142229
感想・レビュー・書評
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さくさく読める。読みやすい。
書き方に配慮されているのでなじみの漫画もそうでないまんがについても楽しく読める。
あんまし勉強にならないし、「精神病理」と銘打つには内容無いような気もするけど(w)ふ〜ん、そうだね〜って読むにはいい本。
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大平健がマンガを読んで、登場人物の精神病理を分析する本です。
マンガだけに親近感があり、そのマンガを読んでいなくてもわかりやすく解説されているので、誰でも読めます。
具体的な例があるので、精神病理とは何ぞや? と掴めると思います。
是非、精神病理の世界に踏み入れてみませんか。
取り上げられたマンガ:「きみはペット」「げんしけん」「働きマン」「かの人や月」「レタスバーガープリーズ.OK,OK!」 -
昔から大平先生の「精神病理」シリーズが好きで愛読してきたが、今回のテーマはマンガですか。「KISS」の連載をまとめたものとのことだが、これまで先生、マンガをまともに読んだことがなかったというから驚き!だからこそ、先生独自の解釈が何とも新鮮であった。
とり上げたマンガ作品は、「きみはペット」「げんしけん」「働きマン」「かの人や月」「レタスバーガープリーズ、OK,OK!」となかなか独特。(担当の編集さんがチョイスしたのか?)それぞれの作品の魅力をあますことなく伝えながらも、目からウロコの解釈が続々と!例えば、「お人好しには空気が読めない」「トラウマを観察してみると、過去の出来事を言い訳に使っているだけ」など、そうかぁ〜〜なるほどぉ!!と、激しく同意する箇所がたくさん!テキストのマンガで読んだことがあるのは「働きマン」だけだったが、他の作品も読んでみたくなった。(働きマンは、もう少し突っ込んだ解釈をして欲しかったな、という気も。)
大平先生、是非他のマンガ作品も独自の視点で分析して頂きたい!!シリーズ化希望!!