パンドラ Vol.1 SIDE-A

制作 : 講談社BOX 
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (848ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062145015

作品紹介・あらすじ

思春期の自意識を生きるシンフォニー・マガジン

感想・レビュー・書評

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  • 2/26購入

  • 「茄子への開眼」

  • 傷物語、よかった。やっぱりこの物語好き。

  •  傷物語めあてで購入。以下その感想。 前回に比べて笑いよりかは明らかに狙っているニヤニヤさせるシーンが多いです。 怪異に関してもよりシリアスになっています。 バトルシーンもより少年マンガみたいな感じになり、最後の戦いはネコソギラジカルの赤色と橙色の戦いを彷彿させます。 ただ、あの後輩に関する記述は出てきますが、あのツンドラ彼女に関しては――読んでからのお楽しみということで。 余談ですが、袋とじがありますが読んで興ざめでした。 大河ノベルについての感想が対談という形で載っていますが、愚痴ばかりです。 一ヶ月に一冊というのは実に大変なことだと思います。しかし、その苦労はなるべく表に出さないで欲しかったです。 まさに"パンドラ"の箱でした。

  • ▼……待ってたんです。書店に行って、まだ店員が並べているところをガッと買ってきたんです。帰りにケーキをワンピース買って、今日は祭りじゃ! みたいなテンションだったんです。発売されて、本当に嬉しかった。▼それなのに、小説が読めない。落ち着きがない。とても動揺している。そして、紙箱の中には手付かずのケーキだけが残っている。▼翌日。ケーキを食って心頭滅却、再挑戦。どうでもいいが長時間正座で読んでいたら膝が痛くなった。何かこういう拷問あったよね……? この重すぎる愛、持て余し気味です。▼西尾維新「傷物語」。「月姫」のアルクルートかと思ったら秋葉ルートでしたー、みたいな話。世界広しと言えども、西尾維新の小説を啜り泣きながら読むのは私くらいだと思った。あと、ぱんつ自重。★★★(主観評価だと★10くらいになるから自重) ▼錦メガネ「昆布外伝」。こう言っちゃ何だけど本編より面白かった。思春期の自意識がちゃんとシンフォニーしてましたとも。もともと筆力がある人だっていうのは知ってたけど、筋としては割とありがちなものをこういう料理にできるものかーと唸った。でも、私に「ありがち」は鬼門。★★ ▼小柳粒男「くうそうノンフィク日和」。一章の途中で挫折し、カラスヤサトシのエッセイを読んで気を取り直す。ははは、地の文が何を言っているか全くわからないんだぜ……! 流石てにをはが間違っていただけある。地雷ラノベを読み切ってきた私からしても、ちょっとこれはかなり真面目に、本腰を入れてアレしないと。▼本腰を入れてリトライ。……よし慣れた! 序盤は文章が頭に入ってコナスで困ってたんですが、中盤から話が盛り上がってきたら俄然面白い。▼読了。文章の読みづらさも手伝ってまる一日掛かった。ごく普通の少女と少年がある日突然ファンタジー世界のリナ・インバースと、現実世界のガウリイになってしまいました。二人ともいっぱい人を殺します――それを第三者が現実世界から眺めていますという話。説明したら余計わからなくなった。リナ・インバース――じゃなくて魔女が終結宣言出した以降が面白い。でもまだ洗練されてない面白さ。衝撃・疾走・俺エッヂ! みたいな、今までのファウストっぽい感じはゼロ。佐藤の影響は若干見えるけど(「肉のカタマリ」発言キター)それも微々。佐藤も西尾も滝本も、基本は巻き込まれ型主人公を書くけど、途中でキャラクターの主義主張が出てきて、行き過ぎて狂っちゃったり、弱い娘を助けようとして結局苦い思いしちゃったり、自己批判の煉獄に落ちちゃったり。だけど小柳の主人公には徹頭徹尾志向性がない(絶対何も考えてないだろ……!)。ファウスト系では結構目新しい気がします。兎に角、周囲がどんなに非日常でも主人公の行動規範は異常なほど日常的。マイペース過ぎる主人公、結果的に巻き込まれてない! 序盤★ゼロ、終盤★4。総合的には、辛口気味で★★ ▼袋とじ対談。×「腐った水は飲むな」、◎「腐った水に気付け!」。「大河は読む人が大変だったと思います」発言にちょっと首を捻る。「お金は掛かったけど別に大変じゃなかったし、どっちも面白かった。読んでも読んでも量が減らない『カーニバル』の方が全然怖くて脂汗が出た」が本音。……『カーニバル』、もう一回読み返したくなってきた。▼清涼院流水「山風忍法超」。山田風太郎を一作も読んでないので何にもわからなかったけど……うん、いいと思う。しかし先行作を読まずに評価すべきものじゃないだろう。保留。▼ほかのコラム・漫画等。外れが少ない。オタク・サブカルとロック論がかなりいいと思う(上遠野とは全然違う語りなんだねえ)。……一部「その落書きでお金取るの?」っていうのもありますけど(笑)、まあ、雑誌すべてが気張ってるのも何だし、いい清涼剤。▼次は「ファイアボール」。酷い。センスがいい。尖っている。もうちょっと長編で読みたい。★★ ▼「空の境界」インタビュー。ずっと太田のターンすぎてワロス。しかし「映画版は、歴史に残る最高の出来」って意見には力いっぱい同意。小説の映像化には基本反対だけど、「空の境界」だけは別格だと思います(だって音楽が梶浦由記なんだぜ? ガチだろう、常識的に考えて)。第一話のシナリオライターが「街」の人だと知って狂喜。それにしても、初対面の武内さんに向かって「あなたは絵が下手です」とのたまった太田さんって……何ていうか凄いKY。▼総合的に。コストパフォーマンス的には割といいんじゃないかな、こんなに分厚いんだし……。ウェブページでラインナップを見てピンと来なければ買っても損。逆に言えば、一個でも当たりがあるなら買っても損しないと思います。まあ、太田信者or維新ファン以外が読んでもただ首を傾げるだけだと思いますが、太田ファンは大賞座談会やインタビューを読んで泣いて喜ぶのではないでしょうか。取り敢えず私は、コンテンツがやたらストライク決まる読者であったことを、ただただ喜ぶばかりです。(08/2/10読了)

  • 傷物語の為に買って傷物語しか読んでいません。
    ので、その感想。
    化物シリーズは面白いなあ!
    化物語よりも笑える!と思うところは少ないかもしれない。けどキャラクターの濃さが凄い。羽川とか凄すぎる。
    むしろ西尾維新凄い。一人で三分の一以上書いてる気がするんだけども。
    まあ…高いし単行本化待ちしていいと思われる…

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