ひとたびバイクに

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 35
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062145091

作品紹介・あらすじ

人生は不意打ちだ。涙の再会、ほほえましいスレ違い、喜びの因縁…ひとがたびする意味と人情の機微をバイクで掬い上げる驚きの作家、代表作。

感想・レビュー・書評

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  • 短編集、3っつくらい読んで断念した。
    お涙頂戴や、それバイクじゃなくても良いだろとか、申し訳ないけどバイク小説として期待した方向性じゃなかった

  • バイクの紀行文かと思い図書館で借りたが、いろいろな主人公が出てくるショート・ショート。死が絡んでいる物語が多いが、カッパの物語などは泣かせる。ウイスキー片手に読む進むとまた旅に出たくなってくる。これほど出会いは頻繁には無いものだが。。。

  • バイクをテーマにした小説は良いものが多いと思っていますが、本書は残念ながら期待外れ。バイクの良さがテーマ、というよりはバイクが出てくるちょっとひねった短編集という印象。その捻りも浅くていまいちでした。

  • バイク雑誌に掲載されている短編集。バイクから離れて8年近くなった。久しぶりにバイクを思い出した。物語に脇に登場するバイク。バイクがあるから物語がある。

  • 最近は以前に比べるとあまり乗っていませんが、バイク歴は長いのでそれなりに経験・知識はあります。また熱い気持ちでバイクに乗りたい、ツーリングに行きたいという気持ちにさせてくれることを期待して読んだのですが、期待には応えてくれませんでした。特にツーリングに持って行きたいという気持ちにもなりませんでした。

  • 期待したほどの爽やかさも油っぽさもグダグダさも無くつまらなかった。先人はもっとモーターサイクルの面白さを物語の文面に表現できていたよなぁ。

  • いつも読んでいる贔屓の作家以外で久々に出会ったとても面白い作品。旅を人生と捉えた短編小説集。やたらとオヤジや息子が死ぬストーリーが多いのだけど、割と素直に物語りに入り込んでいけた。(パル2パパ さん ありがとう)私も昔はBikeで旅をした。ナナハンにまたがって日本中走った。でも、あるとき大きな事故を起こし、その後も一時は乗ったが、仕事がどんどん忙しくなり、Bikeを持ってはいたが乗れない日々が続き最後はとうとう手放した。もう20年以上前のこと。今は奥さん一人と息子二人が家族。あ!MダックスのJackも大切な家族。それでこの本を読んでモーレツにまたBikeに乗りたくなってしまった。どうしたら良いか。少し嬉しいけどとても悩ましいことだ。

  • 帯には、こう書いてある。「人生は不意打ちだ。」「ひとがたびする意味と人情の機微を掬いあげる作家」まぁ、誉め過ぎ。そんなに格好付けた男では無いハズ、もっと人間臭い男だと思う。

  • OUTRIDER連載のちょっとエッセイ仕立てな短編小説集。浅田次郎ばりに泣かせる。あざといが上手いし無邪気でもある。旅するカッパの話なんかよかったなあ。カッパっていっても皿はないよ!
    (200802)

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著者プロフィール

1961年福島県須賀川市生まれ。地元の高校を卒業後、神奈川県横須賀市で私鉄職員として約20年勤務。1999年7月、文筆業に専念するために退職。バイク雑誌各誌に小説を発表。著書に『ロンツーは終わらない』『千マイルブルース』『横須賀Dブルース』などがある。

「2011年 『電車屋赤城』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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