- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062145558
感想・レビュー・書評
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多分だれしもアタマの中では無意識に思考が絶え間なく流れていて、それを更に他者へ次から次へとリレーしてそれを物語にしたような本。絶え間ない流れだから、章は一切存在せず、ただ流れに任せて読み切る感じ。でも中に、自分の中に、漠然とあった概念と通じるものがあったり。
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自分と他人と世界の境目が曖昧になる。スライドしてゆく思考。もはや神が誰なのかわからない。めくるめく、閉じた世界。いつまでも読んでいたい。
「私は言葉に囚われた時点で、すでにもう神ではないのではないか。」
言葉の限界。 -
神の声が聴こえる娘と、その家族を描く著者初の長編小説。
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「私」と「わたし」と「僕」。
一人称がごたごた出てきます。
…面白い!!!!!
そして、「神」は一体誰なのか。
…面白い!!!!! -
分節化しなかったのは、思想と手法がクロスした結果の現象。
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うーん・・・・いまいち。
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私は全能であっても、言葉はそうではないのだ。
あれ?ごめん、つまんなかった?
ううん、神様のいってることなんとなくわかる気がするよ。