「否定しない」子育て 親の「話す技術」「聞く技術」21

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062145725

感想・レビュー・書評

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  • 「怒る前にぐっと我慢」、それができれば何にも悩むことがないんだけど。と、いう気持ちを抑えつつ完読。「北風と太陽」には納得。北風の厳しさにはますます心をかたく閉ざしてしまう。「漢字ゲーム」早速調べてダウンロードしてさせてみる。面白いほどのめりこんでいた。しかし、クリアする=漢字力はやはり別か?!きっかけにはよろしいのでは。

  • 2010年2月
    川口市立図書館で借りて読みました。

  • 迷惑かけない。失礼がない・・・
    ~ないと否定語でのしつけはマイナス思考

    ~するといいよ。~するとうまくいくよ・・・
    プラス思考の子育てを

    子供もひとりの人間。子供だからでなくしっかり尊重して。

    子供と一緒に遊んで学んで、受容し、共感する。

  • 親野智可等氏の著書は2作目。メルマガの内容をまとめたものだけど、WEBで読むよりも、書籍の方が流れがあって、読みやすかった。

    前回読んだ「親ががんばらない方が~」よりも、より具体的に読者の悩みに答えているので、すごくわかりやすい。

    自己肯定感や自信をつけさせたいと思って、そのヒント探しで読んでいたのだけど、意外や意外、「小学校にあがった後、学童の閉所時間が早く、母親が帰宅するよりも早く自宅で待たなければならないが、子供に寂しい思いをさせるのではないかと心配」なんて、まさに私的にタイムリーな悩みもあり、すごく驚いた。

    全体的には、子供の人格を否定するような言い方をしない。
    自業自得形式の子育てをしない。
    子供を叱りたくなっても、たいていの事は子供はやろうと思ってもできないので、目をつぶる。
    少しでもできたことを褒める。

    そういうことをやり遂げるには、親の決断、忍耐と努力が必要。
    子供は親以上にもっと大変な思いをしているから。

    ということをわかりやすく、繰り返し伝えているのだが、すっと入ってきて、「うんうん、そうだよね。やっぱり大事だな」と思わせてくれる本です。

    余談ですが、私自身は全く親野先生がおっしゃっている育児と正反対の育児方針の家庭で育ったので、色々と私の兄弟も含めて、子供の時は大変でした。社会人になって、だいぶふっきれましたが、そういう意味で、私の親にも読ませたいと思う本です。

  • 小さい頃は かわいいかった我が子も 小学生後半になり 本当に言う事を聞かなくなりました。
    何度も言えばいうほど 何も伝わってないのはわかってるけれど 日常のだらしなさや食事のマナーなどちょっとしたことが気になり チクチクといい続けては 「もうわかった!うるさい」と言われる始末。

    この本の中で わざわざ出来ない所ばかりに見て 親子で嫌な雰囲気で過ごすよりは 多少は目をつぶり
    限られた時間をもっと楽しい気持ちで過ごすほうがよっぽど大切なことと書いてありました。
    確かに ある程度大きくなったら 反抗心が芽生えるのも成長の一つで そこで親のスタイルを守らせようとするあまりにぶつかりあうのは 賢明ではないなと気づかされました。

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著者プロフィール

親力アドバイザー、教育評論家。
本名 杉山 桂一。長年の公立小学校教師経験をもとに2003年からメールマガジン「親力で決まる子供の将来」を発行。具体的ですぐできるアイデアが多いと評判を呼び、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど各メディアで絶賛される。また、子育て中の親たちの圧倒的な支持を得てメルマガ大賞の教育・研究部門で5年連続第1位に輝いたこともある。読者数も4万5千人を越え、教育系メルマガとして最大規模を誇る。
おもな書籍に『「親力」で決まる! 子どもを伸ばすために親にできること』『親野智可等の学力が伸びる「作文力」教室』(ともに宝島社)、『小学生の学力は「ノート」で伸びる!』(すばる舎)、などがある。
人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても著名(マンガ7巻に登場)。全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気。 http:www.oyaryoku.jp
メルマガ 45000人、Twitter 44000人、Instagram 1万人、YouTube 7900人

「2022年 『子育て365日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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