精神の哲学・肉体の哲学 形而上学的思考から自然的思考へ

  • 講談社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062149464

作品紹介・あらすじ

プラトン以来スコラ〜デカルト〜カント〜ヘーゲルと哲学の探究の中心はつねに魂・理性の在り様をめぐってであった。貶められていた感覚・身体はしかし、十九世紀末人間諸科学の大転換以降、マッハ、ベルクソン、フッサール、メルロ=ポンティなどによって大きく主題化され、さらにアフォーダンス理論へと展開されている。理性主義から肉体の復権へ、「反哲学」の哲学者と「肉体」を重視する精神科医が、西洋哲学二千数百年の流れを見極める。

感想・レビュー・書評

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  • 木田先生の解釈によって哲学・反哲学の思想の流れが通観できるような一冊。

    だけれど、聞き役に回っている計見氏はというと・・・
    あまりマイナスなことは記したくないのでここでは遠慮しておく。
    *唯、精神分裂病etcの自己の専門分野での話は参考にはなった。

    で、途中から、木田先生の発言のみを読んで行くことにした。
    そうすると、とても面白く読めた。(だからそれだけであれば★★★★となっていた。)

    インタビュアーに、ずぶの素人を当てたほうがもっと良い本になったかも知れない。

  • 面白かった!さすが、木田先生(*^-^*)と計見さん

    直にお話を聞いてみたい二人です。

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著者プロフィール

中央大学文学部教授

「1993年 『哲学の探求』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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