ガチミシュラン 自腹・覆面で食べ歩いた星付きレストラン89+9

著者 : 友里征耶

• 講談社 (2008年11月14日発売)

感想・レビュー・書評

[y_dokaさんの感想 · 2014年7月15日]

一人当たり１万円を超える料理とはまったく縁がない僕にとって、本書で繰り広げられる世界は異世界でしかない。
ただ、著者のやまもといちろう氏を思わせる舌鋒は読んでいて面白いし、基本的には正しいことを言っているように感じる。

「高すぎる」という批判は「もっとやれー！」と応援したくなっちゃうな。

[じんだわささんの感想 · 2012年1月30日]

友里征耶氏の著書。ブログは前から知ってたが本ははじめて。覆面、自腹で批評しないで、店に特別扱いされたヨイショライターを毛嫌い＆客のことを考えない店をバッサバッサと斬る痛快な本。

[バスタンテさんの感想 · 2011年11月6日]

　「ミシュラン三ツ星戦略」では「フランス版が成功したのは従来型のフレンチレストランの実力を公平に判定し、特に地方の名店を紹介したから」それにヒビが入り始め、路線修正が決定的になったのが「東京版」、と。ミシュラン東京版で星を得たレストランをすべて自腹・覆面で再調査した労作がこの一冊です。
　三ツ星レストランのうち、寿司の「すきやばし次郎」は「おまかせしかなく、３万円の価格なのに食事は20分で終わる。味もこれといったものはなく、評価は星無し」。この評価にこの本の姿勢が凝縮されています。

[338091281117さんの感想 · 2009年10月17日]

大阪、京都ﾐｼｭﾗﾝも出たがタイヤメーカーに何が分かるというのだ！
正規のﾐｼｭﾗﾝ本よりも圧倒的に面白い。