されど“服”で人生は変わる

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062152105

作品紹介・あらすじ

オシャレに夢中な時は見えないもの、たかがオシャレと思えてはじめて見えてくるものがある。「人生はある部分、服に牛耳られている」。人生の節目節目に読んでほしい、人生を服で読み解き、生き方を服で正す本。

感想・レビュー・書評

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  • 服は無意識で纏っている。
    肌の一部のように普段から身近な存在だ。

    たかが服。
    されど、女の子にとって洋服は、心に華やぎや自信を与えてくれる、ガラスの靴のような魔法とも言える。

    変わり映えのしない、エスカレーターのような自動運転の日々に、何気なく手に取り引き寄せられたひとつの洋服で、魔法が溶けたように気持ちが晴れ晴れしてスキップしたくなる。

    わたしにとって洋服は身体の一部であるけれど、果てしない人生を、ワタシらしく歩むためのコンパスでもある。

    そんな小さな感動をこの本から教わり、スタイリストに本気でなりたかった幼き頃の思い出であり、ランプ本です。

    たかが服。
    されど服で、毎日が変わると信じる気持ちを思い出させてくれた、素敵な本です。
    出逢わせてくれてありがとう。

    結局服飾学科は選ばなかったけれど30代新たなる挑戦…一念発起してみたい。
    まずは、ファッションデザイン書きためてこう。

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  • エッセイみたいにさらーっと読めたし、勉強にもなった。
    雨の日にしかできないオシャレをしよう、とか、28歳は女性1年目の歳だから「本物」を着ようとか、なるほど!と思うことがたくさん。
    特に色合いで気持ちや印象をコントロールするのはすぐに取り入れたい。
    憂鬱な日は明るい色で、気持ちがカリカリしてるときはパステルカラーの優しい色合いで。

  • ファッションの見た目だけでなく、気遣いやタイミングにまで及ぶ考え方に脱帽。
    背筋がピンとする内容でした。
    ファッション楽しみたいな♪

  • ポイント

    ①化粧なおしと鏡をみる回数が多い人が「キレイ」な人
    ②自分のユニフォームをもつ
    ③プロの完璧コーディネートを一年に2.3回完璧に真似するように揃えていけば数年でワードローブのグレードが底上げされる

    ******
    自分に落とし込むと
    基本的にファッションエネルギーを使わずにきちんとしたい。ほかにしたいことたくさんあるから(笑)
    ①化粧なおしを「めんどくさい」と感じる感覚こそがキレイを遠ざける(汗)
    ②自分のユニフォームをワンピースにしてみたら楽になった気がする(笑)
    ③雑誌を毎回チェックするほどの情熱はない
    この考え方自体は納得できるんだけど。
    気に入ったブランドで揃えてしまったらいいのかも

  • 言ってることはわかるけど何か腑に落ちない印象。
    周りからどう見られるか思われるかに焦点を当ててることが多い。できるいい女に見られるには、男性にうける服装とは、幸せそうに見られるには、とか、、それはそれで大切なのはわかるけど、読んでて服選びの楽しさよりしんどさや煩わしさに目がいった。
    さらっと読みやすい本ではあるし、参考になるところもあった。

  • 読んでよかった。このままで良いのか…私!と思ったときに図書館で出会った。

  • 真珠、自分似合わないかもと思いドキッとした。これからは真珠のアクセサリーも使ってみようと思った。

    雨の日のオシャレはレインブーツしか持っていなかったので、もう少し傘とブーツとウィンドブレーカーなど色を揃えてみても楽しいかもと思った。

    自分が普段意識していない発見があって、面白かった。ファッションの本と思いきや、ディナーに連れって行ってもらったら悪口を言わない、フォローするんだなど精神的なことも書かれており、普段の行いを見直すきっかけになった。

  • ファッションは自分が楽しむことも大事だけれど、まわりへの配慮も必要。それがデートならなおさら。どこへ出しても恥ずかしくないひとでありたいし、品よく、ハッとさせられるような透明感をまといたい。

  • この年になるとほっておくとナルシシズムと装う根性または気概がなくなりがちなので、補充。2014の新版はどこか違うんだろうか。

  • 服にめちゃめちゃ興味があるわけではないけど、読んでみた。
    嫌な感じはしなかったし、読みやすかった。
    雨の日用に最高のコーディネートをしておく、ってやつをしてみたいと思った。
    服選びも奥が深いですね…。

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著者プロフィール

齋藤薫 (さいとう・かおる)
女性誌編集者を経て美容ジャーナリストに。女性誌において、多数の連載エッセイを持ち、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。「美しく生きること」について、独自の見解を発信し続けている。著書に、『美容の天才365日』『あなたには”躾”があるか?』『されど、服で人生は変わる』『”一生美人”力』ほか多数。

「2016年 『されど“男”は愛おしい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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