魔物が棲む町 物書同心居眠り紋蔵

著者 :
  • 講談社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062160407

感想・レビュー・書評

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  • 親殺しの裏には?実は仇だった。。。
    武鑑という、大名などの先祖代々のいわれや、武士の慣習などを書いた分厚い本があるが。。。
    立小便を防ぐために書かれた小さな鳥居が、発端で。。。
    などなど市民の暮らしを織り交ぜながらも読ませる8話。

  • 十四の俠客岩吉の本音
    独断と偏見と冷汗三斗
    親殺し自訴、灰色の決着
    御三家付家老五家の悲願
    魔物が棲む町
    この辺り小便無用朱の鳥居
    仁和寺宝物名香木江塵の行方
    師走間近の虎が雨

    いつも通り、ワクワクしながら読める作品とあっさりしている作品との差がある。
    文吉の初恋の"ちよ”が戻ってきて、父親の金右衛門が新たな都合の良い(詮索好きでネタをもってくる)登場人物として加わりそうな感じ。

  • おちよちゃんは、幼くして既に女の貫禄よね、

  • 居眠り紋蔵シリーズ10巻。何事も手堅く口も堅いと評価される紋蔵は、お偉方に誰にも悟られず、内密に調べ上げる御用を、またまた押し付けられる。

  • 紋蔵の影が薄い。

  • 「魔物が棲む町 」って,「紋蔵」には似合わないくらいおどろおどろしいタイトルと思ったけれど…ああ,そういうことね。。。確かにねえ

  • いつもながら安心して読める。江戸の知識も増えるし。

    2012/04/01図書館から借用;暴風雨につき午後休暇で帰った日4/3から読み始め;4/5のお昼に読み終わり

  • 物書同心居眠り紋蔵シリーズ10作目
    文吉は養子というのは何となく覚えていたけれど
    どういう事情だったのかは忘れてしまいました。

    少し飽きてきたのか、あまり面白いと思えませんでしたが
    図書館で借りたので腹も立たず・・・

  • 居眠り紋蔵の最新作です

    理不尽な状況に追い込まれやすい紋蔵さんですが、
    最近は「不可思議なちから」で難問も解きほぐす
    異能の持ち主と認知されているようで
    ・・・ま、正しい評価ですね~

    紋蔵を主役に佐藤雅美先生が拾い出した江戸の
    エピソードがステキな物語になる
    ・・・この作品は江戸フリークにとっては
    たまらない作品ですよ♪

  • 紋蔵がほとんど活躍しないからか、いつもよりつまらなかった。豆知識は増えた気がするけど。

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著者プロフィール

佐藤 雅美(さとう・まさよし)
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。デビュー作『大君の通貨』で第四回新田次郎文学賞を受賞。1994年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞する。著作に『御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵』『頼みある仲の酒宴かな 縮尻鏡三郎』『関所破り定次郎目籠のお練り 八州廻り桑山十兵衛』『知の巨人 荻生徂徠伝』などがある。2019年7月逝去。

「2021年 『恵比寿屋喜兵衛手控え 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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