sex

著者 :
  • 講談社
3.15
  • (17)
  • (63)
  • (96)
  • (43)
  • (10)
本棚登録 : 664
感想 : 111
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062161503

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 12/25/10図書館

  • とってつもなっくエロい小説だと思いこんでいたあたし。石田衣良の豊かでくすぐったい表現力によるセックスについての短編集なんて(個人的に「娼年」がツボだったので)!ハァハァしちゃっ(以下省略。自粛。)見苦しい(読み苦しい?)文章、失礼しました。えっと、読後の感想は、さすが彼だなあ、と思いました。SEXだけを描写する、つまりSEXだけに焦点を当てた官能小説などとは異なり、SEXを基盤としてそれを通した人間の複雑な心情や状況などを巧に描いた物だと感じました。あと、あとがきが物凄いこそばゆかった件について。はて。

  • このタイトル、図書館で借りるとき、ちょっと恥ずかしい気もするんだけど(笑。
    さすが、みんないい話にしちゃう、石田衣良氏の世界。
    色んな年代の色んな状況、後書きにも共感。
    2も出したいというので、シリーズに期待しよう。

  • 石田衣良さんの官能的な表現があまりエロさがないので、残念…でも、ピンクにSEXの表紙の本は可愛いと思った。それで購入した感じもある(笑)

  • 同時期に村山由佳さんのアダルトエデュケーションを読み始めたので、どうしても比べてしまいますが・・・。官能という観点からなら村山さんに軍配があがりますし、やはりぐっと読ませるという意味でも、村山さんかなぁと。
    ですが、サラっと読めるのは悪いことだとは思わないので、楽しんで読めました。

  • ピンクにタイトルがちょこんとかかれていて、何だかお洒落。文体も、そこはかとなく上品さが漂っていて、さらっと読ませます。短編集なので仕方ないかもだけど、もうちょっい深みがあればなおよしでした。でも、あとがきで石田さんが語っているsexに対する『想い』が作品から伝わってきます。続編もあるらしいので、楽しみ。

  • ただの官能小説でしよ。

  • AVとか見たことないけれど、私も絶対映像より文章の方が官能的だと思います。とはいえ、ペラペラしてるなぁという印象でした。さらっとこういうことを小説にするのが目標ならば目標は達成している気がするけれどね。
    石田 衣良さんの本はもうやめようかな。

  • 一夜限りだったり
    長年連れ添った夫婦だったり
    禁断の世界だったり
    異世界だったり
    男のロマンだったり
    ファンタジーだったり

    いろんな性の物語。

    エロい描写もしっかりあるのだけれど
    石田さんが描くと官能的と言うよりは
    なんかサラッとしているので
    あとがきで嘆いている草食系男子にこそ好まれるようなライト感だったのは皮肉なのか意図的なのか。
    【図書館・初読・11/4読了】

  • 重松清の勝ちでしょう。

全111件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石田衣良の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×