- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062163460
作品紹介・あらすじ
20年以上もファッション誌のパリ支局長として活躍した著者が、選びに選んだ自分だけのお気に入りのフランス。最先端のファッション、カルチャーから、文化人たちがたむろした素敵なカルチェまで情報満載。
感想・レビュー・書評
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パリで20年間暮らした著者のエッセイ。
ファッション誌の特派員として働いていた人なので、内容もおしゃれ。
パリのファッションやモード、お洒落なお店や素敵なスポットを紹介しています。
交友関係も有名デザイナーや女優さんなど登場して華やか。
出てくるお店は結構高級な所が多くて、ハイクラスなパリ、といった雰囲気です。
庶民には手が届きそうもないですが、ウットリため息をつきながら読みました。
筆者を含め登場する人は、人との繋がりを丁寧に大切にしていて素敵だな、と感じました。
手紙を書いたり、ラッピングを自分でしたり、初めてあった人の香水を作ったり…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雑誌フィガロで連載していたエッセイを
いつも楽しみにしていた。
しかしフィガロは月刊になってから
恐ろしいほどつまらなくなったなあ…。
それはともかくとして、こちら、
パリのおしゃれな雰囲気が楽しめる一冊、なのだが。
大好きなシャルロット・ゲンズブールがふと
登場したりしてニヤついたり。
フランスの文豪バルザックやプルーストのところは
興味深く、読書欲がむくむく…
香水好きのわたしとしては香りにまつわるお話も
ふむふむと。
でもその他
まだ知られていない素敵なブランドや、
凌ぎを削るショコラ業界や、
コスチュームジュエリーへの造詣やら…
このお店でしか食べられないなんとかかんとか…
震災以降、その他色々あって
チンマリチンマリ幸せに暮らしたくなっている私には
へー、ほー、そっかそっか程度で
ほとんど興味が抱けないんです。
これは私の現在の精神状態によるもの、
こちらの文章への正当な評価では無いですね。
でもなんだか
カフェとかで聞こえてくる隣の人の話、みたいに、
耳に入ってくるので聞いているくらいの、感想。