秘境に学ぶ幸せのかたち

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 18
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062164023

作品紹介・あらすじ

秘境に魅せられ、約20年間にわたって現地取材を続ける著者が、逞しく生きる人々の実像から人と人の絆、命の意味を問い直す。

感想・レビュー・書評

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  • 世界各地の秘境取材の実体験を書いた文章なのに、まったく何の味もしない。イオンの野菜のよう。TV東京の広告業務で出された出版物なのだろう。

  • 資料ID: W0158426
    請求記号: 290.9||Ta 12
    配架場所: 本館1F電動書架A

  • 「あの服が欲しい。高級な車が欲しい。広い家が欲しい。物理的な欲求ばかりが優先される現代社会。だが、そのような物が手に入ったとしても本当に豊かだと言えるのだろうか。本当に幸せになれるのだろうか。…物や金は本当の豊さを得るための道具や手段でしかない。」

    ヒマラヤの民族からアフリカの部族、更には、パタゴニア(世界の南の果て)に住む人々に迫った内容。元々がテレビ番組なので多少脚色はあるだろう。

    でも、秘境に住む彼らから学ぶ事は多そうだ。豊かな人生を送るためにお金や物を手にいれ、お金や物を手に入れるために仕事とかがある(つまり、仕事も手段の一つでしかない)のに、仕事やお金が人生の目標になってる人の姿を見かけてしまう。それに疑問を持ち、この本を手にとった。

    人生の目標は、豊かな人生を歩む事であり、お金や物、仕事はあくまで手段の一つとして存在していると改めて実感できた。

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著者プロフィール

1964年兵庫県生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業後、(株)テレビ東京に入社。主として世界各地の秘境を訪ねるドキュメンタリーを手掛けてきた第一人者。訪れた国は100カ国以上。一方、社会派ドキュメンタリーの制作も意欲的に行い、「連合赤軍」「高齢初犯」「ストーカー加害者」などの難題にも挑む。『迷路の出口を探して』(Ⅰ: ストーカーの心の奥底を覗く Ⅱ: ストーカー最新治療70日間)で第52回(2014年度)ギャラクシー賞、『障害プラスα 自閉症スペクトラムと少年事件の間に』で第54回(2016年度)ギャラクシー賞など受賞歴多数。現在は、㈱テレビ東京制作局企画委員、プロデューサー。多くの大学の非常勤講師として、「コンテンツプロデュース」「メディア論」「メディア・リテラシー」などの講義も継続している。著書に『発達障害と少年犯罪』、『ストーカー加害者 私から、逃げてください』『秘境に学ぶ幸せのかたち』等。発売されている映像作品に『世界秘境全集 第一集、第二集』他。日本文藝家協会正会員、日本映像学会正会員、芸術科学会正会員、日本映画テレビプロデューサー協会会員。

「2022年 『弱者の勝利学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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