人生は冗談の連続である。

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 64
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062167598

作品紹介・あらすじ

柴田錬三郎「キミはやれ、俺がやらせる」、今東光「極道辻説法」、開高健「風に訊け」-出版史上に燦然と輝く三大人生相談。その編集担当だったシマジが、いまこの時代ならではの男と女の悩み、仕事の悩み、人生の悩みにおごそかかつパワフルに答えます。これを読めば、何だか知らないうちに、ラクになれること請け合い。

感想・レビュー・書評

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  • p2

    実人生は悩み苦しまないと成長しないし磨かれない。どんなに苦しくてもこれはきっと冗談だぞ、と思うと、少しは楽になる。反対に嬉しいことがあったとき、これは冗談だと思うと、有頂天にならないですむ。人生はとにかく冗談の連続である。だから、人生なんてそんなに悩むことはない、とわたしは強調したい。


    今東光僧正の「人生は冥土までの暇潰し」という言葉も引きながら、お洒落に、快楽的に、悩み相談に答える本。
    こんなに快楽的に生きてもいいのか……と思うけれど、自分には到底出来ない。しかしながら、世の中こんな話もあるんだなあと知れるし、逸話がおもしろい。

  • けっこうおもしろかった。
    おすすめの映画「ペテン師と詐欺師」(わたしの大好きな映画)
    おすすめの洋服店が『ピッコログランデ』というのがとても良い。

    紅茶と猫とシングルモルトとシガーと良書をおすすめしているあたりがかっこいい。

    レオンよりもメンズプレシャスを押している。

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著者プロフィール

島地勝彦(しまじ・かつひこ)
1941年、東京・奥沢に生まれる。4歳で岩手県一関市に疎開し、一関第一高等学校を卒業。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」編集部に配属され、1983年に同誌編集長に就任、100万部雑誌に育て上げる。その後「PLAYBOY 日本版」「Bart」の編集長を歴任し、取締役を経て、集英社インターナショナルの代表取締役に。2008年に退任後、エッセイスト&バーマンに転向する。シングルモルトをこよなく愛し、現在、西麻布にて「サロン・ド・シマジ」を経営、毎日バーカウンターに立つ。
著書に『甘い生活』『知る悲しみ』『アカの他人の七光り』(いずれも講談社)『salon de SHIMAJI バーカウンターは人生の勉強机である』(CCCメディアハウス)など、多数がある。

「2023年 『時代を創った怪物たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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