青春サッカー小説 蹴夢[KERU-YUME] CHANGE THE MIND
- 講談社 (2011年5月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062167666
作品紹介・あらすじ
元日本代表選手を父に持つ、U‐16代表MF米倉ケンタ。進学先で全国優勝経験のある強豪・竹駒学園で待っていたのは、「サッカーを教えない」をモットーとする天童監督だった。戸惑いながらも、成長するケンタ。いい選手になるために必要な技術・意識とは?うまい選手と『怖い選手』の違いとは?プロを目指してスタートした高校生の成長を鮮やかに描いた青春サッカーストーリー。
感想・レビュー・書評
-
サッカー小説ということで探して入手して読んだけどガッカリでした。ストーリーも薄く文章力も稚拙なので物足りませんでした。残念。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サッカー好きでなくても楽しめる。
-
<作品紹介>
元日本代表FWを父に持つ、U-16日本代表MFの米倉ケンタが進学先の竹駒学園で出会ったのは、「サッカーを教えない」をモットーとする名将・天童監督だった。
「うまいだけの選手はいらない」
選手自身に「考えさせる」指導のもと、ケンタを中心とした新入生たちは徐々に成長していく。高校に入学するまでのケンタは、点取り屋として活躍した父と比較されることを嫌い、ドリブルやパスを武器にチャンスメイカーとしてのスタイルを確立してきた。しかし、天童監督はケンタが父親の存在から逃げていることを見抜く。目標であるプロになるためには拒否し続けてきた父親のプレースタイル、「ゴールへの貪欲な姿勢」を取り入れることが必要であり、「うまいだけではプロになれない」と自覚したケンタは……。 -
最近別のサッカー小説を読んで面白かったので、読んでみました。
このサッカー小説も面白かったです。
サッカーを通して、考え方、自主性など選手たちが成長していく姿が描いてある。
技術のことだけでなく、考え方や意識などメンタル面も考えて育成してくれるこんな監督がほんとにいたらいいな。
続きはまだ連載中のようです。先がものすごく気になる! -
久しぶりに面白いサッカー小説。
高校サッカー部を舞台に練習、私生活、考え方に至るまで一流になるには、をテーマに仲間・個人としてどうするのか成長を描く。
サッカーをよくわかっている著者の作品に思える。 -
「バッテリー」の巧や、「IWGP」のマコトの人物造形に似ている部分が気になるけど、話としてもおもしろかった。
-
早世した伝説的サッカー選手の息子が、プロを目指してサッカーに打ち込む姿を描く青春サッカー小説。
偉大な親の背中を見て、というと碓井選手や高木三兄弟のことを重ね合わせてしまう。水沼選手だったりハーフナー選手だったりと、元Jリーガー二世が活躍する時代になってしまい年月の流れを感じざるをえない・・・。
プレーは野洲の乾選手とか流経柏の大前選手を思い出しながらイメージを膨らませて読んだ。
練習や試合のリアルな描写もさることながら、それぞれの人物のエピソードが興味深く、感情移入しながら一気に読んでしまった。
続きはゲキサカで!
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/fbn/moba.html -
選手と監督のやりとりから、世界を目指すサッカー選手は、スケールが大きくないとダメなんだなぁ・・と、感じさせられる。