白き失踪者

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 30
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062167703

作品紹介・あらすじ

刑事・瀧野は中国人マフィアに銃撃され、入院していた。退院後、瀧野は入院中に知り合った看護師・芳理に結婚を申し込むが、心を通わせたはずの芳理は、返答をせぬまま姿を消してしまう。同じ頃、革のツナギを着た謎の男女が日本人暴力団と中国人マフィアの覚醒剤取引現場を襲撃した。以前瀧野を撃った中国人は射殺され、野獣のような暴力団幹部・秋元が一人生き残った。謎が謎を呼び、巨大な闇が蠢く中、意を決した瀧野は一人バイクを駆った-。銃創が引き寄せた人々の運命は数奇にも激しく絡み合い、闇社会の渦へと呑み込まれていく。江戸川乱歩賞作家が書き下ろす、受賞後第二作目にして第一級のハードボイルド・ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • #読了。中国人グループによる賭場の摘発中、瀧野は撃たれ病院に担ぎ込まれる。そこで出会った看護師に心を奪われるが、彼女は残留孤児を装い、不正に帰化していた。職を投げ捨てて彼女を愛し通せるのか?特に後半、何を訴えたかったのかがいまいち分からなくなってきた。

  • うーん、読み終わって
    「これはイカン……」と呟いちゃいそうでした。
    何もかもぐずぐず……という感じ。
    もったいないなぁ。

  • ■名古屋往復で読了。ヤクザと中国マフィア/警察と入管といったかなり定番な組み合わせだったけど、ストーリーは型にはまらずなかなか読みごたえあり。

    ■さすがにそれは都合が良すぎるんじゃない?...って部分がちょっと惜しかったけど、ラストまで一気読み。ラストはさすがにちょっと哀しすぎるかも。

  • 刑事の瀧野は銃撃され、入院先で知り合った看護師の芳理と付き合うことになったが・・・
    先が読めすぎるっていうか、どこかで聞いたような話を組み合わせて、さらっと流したような感じ。
    デビュー作とも違った雰囲気なんだけれど、こっち路線で行くにはパンチが無い気がした。

  • 乱歩賞受賞作家の受賞後2作目となる今作は
    ミステリというよりはハードボイルド色の濃い作品。
    どうしても中国人マフィアや在日、残留孤児などという
    テーマが絡むと作品は重たく沈み、破滅型の哀しい
    結末が予測出来てしまいますが、やはりこの作品も
    ストーリーが進めば進むほど、主人公の警察官「瀧野」を
    待つ破滅と余りにも哀しい結末へと引き寄せられてしまう。
    このあたりの雰囲気はやはり今でも馳星周の初期作品を
    彷彿としてしまうんですが...。
    決してツマラなくなんてないし、読ませる力のある作品
    なのですが、イマイチ...なにかが残らない...というか
    色んな意味で予定調和っぽさを感じてしまった...です。

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著者プロフィール

末浦広海

1964年兵庫県生まれ。88年関西学院大学経済学部卒。2008年に『訣別の森』で第54回江戸川乱歩賞受賞。著書に『捜査官』『白き失踪者』『檻の中の鼓動』『刻命』『暗躍捜査 警務部特命工作班』、「キャップ・嶋野康平シリーズ」「警視庁東京五輪対策室シリーズ」などがある。

「2021年 『君と、君がいる彼方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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