数学的な宇宙 究極の実在の姿を求めて

  • 講談社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062169622

感想・レビュー・書評

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  • とても面白く読んだ。日ごろ並行宇宙を考えてみるとどうにも疑問が生じてしまう点について、この本ではほぼ全て検討した結果が述べられていることに関心する。特に今我々が存在する宇宙の観測結果が確率的に典型的なものとして観測されるために必要な母集団としての並行宇宙という考え方に関心した。

  • 請求記号 443.9/Te 18

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著者プロフィール

【著者】マックス・テグマーク(Max Tegmark)
マサチューセッツ工科大学(MIT)教授、理論物理学者。宇宙論の研究者だったが、超知能AI による人類絶滅の危険性に注目し、近年はAI研究に軸足を移している。2014 年に、AI の安全な研究を推進するための非営利団体「生命の未来研究所(Future of Life Institute, FLI)」を共同で設立。2017 年に発表された「アシロマAI 原則」の取りまとめを同団体が先導した。2019 年6 ~ 7 月にNHK E テレで放送された「超AI 入門特別編」に出演。邦訳された著書に『数学的な宇宙――究極の実在の姿を求めて』(講談社、2016年)があり、数学的存在そのものが宇宙であるとする斬新な「数学的宇宙仮説」を論じて脚光を浴びた。理論物理学者としては、スローン・デジタル・スカイ・サーベイ(SDSS)との銀河団に関するコラボレーションが、「サイエンス」誌の「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー2003」を受賞している。

「2019年 『LIFE3.0──人工知能時代に人間であるということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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