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- Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062179218
作品紹介・あらすじ
歌舞伎、能、浄瑠璃の展開から、新派の擡頭、女優の誕生まで、近代化という時代精神と日本の演劇の変転を鮮やかに描ききる入魂の大作。
感想・レビュー・書評
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開国、そして異文化の流入によって花ひらいた転換期・明治。現在の素地となる様々な出来事や潮流が生まれた明治文化の多様性をご紹介します。
<閲覧係より>
江戸から明治へ、そして西南・日清・日露の3つの戦争がもたらした近代のダイナミズムの中を演劇と演劇人がどのように駆け抜けたのか。著者専門の歌舞伎「団菊左」の活躍から能、浄瑠璃、そして川上音二郎・貞奴といった新派の台頭、女優・松井須磨子の誕生など、演劇界の変転を描く。
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所在番号:772.1||ワタ
資料番号:10218285
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明治時代の歌舞伎、文楽、能、新派や新劇などについて、演者や作者・制作者を描き、社会の動きと絡めながら解説する。従来からジャンル別の解説はあったと思うが、古典から新劇まで総合的に関連付けて解説できるのは筆者ならではだろう。労作。年表があれば尚良い。
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