- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062181952
作品紹介・あらすじ
昭和初期にタイムトリップ! 当時の多色刷り地図で「仮想旅行」はいかが!? 樺太から沖縄まで、ちょっと足を伸ばして台湾旅行も。
感想・レビュー・書評
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戦前の鉄道地図や観光地図のカラー写真とともに当時の写真を交えてまとめた本である。日本は鉄道とともに発展してきたことがよく分かる。広島や長崎の被爆前の写真や、樺太、朝鮮、台湾が国内旅行の扱いで載っているのも当時ならではだ。一般人が飛行機に乗るのは難しく、新幹線もない時代の旅は時間がかかった。旅費も高く、多くは地図上で架空の旅を空想したようだ。その経験を私もしたことになる。
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1920~1930年代の鉄道会社の観光案内などを兼ねた沿線図を集めたもの。以前からこういうの、デフォルメ具合や書き描きしてあることの現代との違いが面白いと思っていた私にとってはバッチリ琴線に触れる企画。
ざっくりとだけど全国を網羅している。当時の日本だった朝鮮半島や満州、台湾、樺太あたりも含めて。ただ、見開きごとに一地域を紹介しているので、結局凝りに凝った大判らしき路線図のこまかいところがよく見えないのが大いに残念。路線図だけでなくちなんだ写真もけっこう載っているのはいいところ(でもそのぶん路線図が小さくなってしまっている)。 -
大正14年に山手線が環状運転を開始。
昭和2年、地下鉄の上野~浅草が開通して、東京のシンボルになった。
東京遊覧バスははとバスの前身だった。教養ある婦人案内係がご同行いたします、というのがウリだった。
台湾、朝鮮半島、樺太も日本の地図だった。
そういえば、祖母が修学旅行で満州に行った時に、朝鮮半島を通ったそうだな。 -
面白い!自分の知っている場所は特に興味深い!昭和人にお薦めです。