蔵盗み 古道具屋 皆塵堂

著者 :
  • 講談社
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062182379

感想・レビュー・書評

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  • 2冊目かと思ったら3冊目でした。
    それでもすっと読めたので、
    順番関係なく楽しめるお話ということもわかって
    よかった^^

    主人公がバトンタッチで
    この方もいい人だなあ。

    太一郎も出てくるんだ!ってなって嬉しかった。
    鮪助との関係も素晴らしいし^^
    ということは次でもでてくるんだねー!って
    次のも楽しみになりました。

  • 皆塵堂シリーズはおもしろいです。盗みの偵察のつもりできた者が、実はいちばんきっちり働いていた結果に笑いがでました。

  • 皆塵堂その三。
    ちょっと怖い話が多い。江戸古道具屋奇譚。楽しい。

  • 2014.9.14再読

    古道具屋 皆塵堂 シリーズ第三弾

    • 釣竿
    • 天神机 (宮越様)
    • 幽霊屋敷 (茂蔵)
    • 人形
    • 蔵の中身は…

    泥棒に魅入られた男 益次郎 の話

    一巻?に出てきた宮越様 再登場!
    こうゆうことされるから再読したくなるんだよね!
    楽しい!
    太一郎と鮪助の関係が良いね〜

    やっと蔵の中が出てきました!

    40のおっさんが憑いてる女の子の人形とか…笑える

  • 小間物問屋橘屋の手代だった益治郎は、濡れ衣を着せられ店を追い出された。三日後の夜、店の様子を見にいって若旦那に追いかけられた益治郎を、甚左という名うての盗人が助ける。甚左は益治郎に、意趣返しに自分が橘屋から金を盗むから、お宝ありと目をつけた古道具屋を調べるため、働くように頼む。その古道具屋とは、曰く品ばかりが集められた皆塵堂だった…。
      
    古道具屋「皆塵堂」シリーズ第3弾。今回も文句なく面白かったです。そこかしこに散りばめられた小さな謎が最後に収斂していくストーリーの妙と、幽霊話なのに人情話でユーモア満載という、面白さてんこ盛りの内容でした。次はいよいよ最新作『迎え猫』に追いつきます。楽しみ。

  • とても読みやすく、あとでわかる伏線が難しくなくて良い。
    曰くつきだが働き者がいてくれる不思議な店。
    話が進むにつれて、店が片付いてゆく。
    それでも変わらない店主と峰吉。
    巳之助が笑わせてくれる。
    報われないけど幸せそうだから、まあいいか。

  • 濡れ衣で店を追い出された益治郎は、盗人の甚左と知り合い皆塵堂の蔵の中身を調べるために手代として入り込んだが。このシリーズは新入りの手代が幽霊騒ぎに巻き込まれるパターンが定着してきた。今まで居た2人も登場しレギューラー化してるのも嬉しい。相変わらず一癖あるキャラたちと怪奇色豊かでオチがユーモラスな話ばかりで面白い。物騒な目的から皆塵堂に入り込んだ益治郎が元々真面目なので目一杯仕事しながら幽霊騒動に会い、それが益治郎自身にも関わってくる展開はミステリー的にも魅力がありラストも大団円と読み味も良い。

  • 夏向きのお化けの話だがあんまり恐しと思わなかった
    古道具屋皆塵堂シリーズの最新版かな とかく面白かった 夜鷹蕎麦屋の主なんか曰くあるおやじだと思っていたがなんとく 悪人にならず 最後めでたしめでたしでよかった

  • このシリーズは、結構楽しい。
    今回、太一郎さんの登場が少なくってがっかり。

  • 小間物問屋橘屋の手代だった益治郎は、濡れ衣を着せられ店を追い出された。三日後の夜、店の様子を見にいって若旦那に追いかけられた益治郎を、甚左という名うての盗人が助ける。甚左は益治郎に、意趣返しに自分が橘屋から金を盗むから、お宝ありと目をつけた古道具屋を調べるため、働くように頼む。その古道具屋とは、曰く品ばかりが集められた皆塵堂だった…。

著者プロフィール

1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。2008年に『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、デビュー。怪談と絡めた時代ミステリーを独特のユーモアを交えて描く。『古道具屋 皆塵堂』シリーズに続いて『溝猫長屋 祠之怪』シリーズも人気に。他の著書に『ばけたま長屋』『悪霊じいちゃん風雲録』などがある。

「2023年 『攫い鬼 怪談飯屋古狸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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