美都で恋めぐり

著者 :
  • 講談社
3.23
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本棚登録 : 167
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062182850

作品紹介・あらすじ

遠恋の彼氏がいるのに、
妙に気になる「女装の美男子」

クセになる、ゆるカワ関西ラブストーリー!  大森望氏推奨!!

京都、大阪、奈良。「三都」で繰り広げられる「恋と問い」の物語!?

『恋都(こと)の狐さん』で“掟破り?”のメフィスト賞受賞者がまたしても……

彼氏と同じ大学を目指しながらも、受験に失敗し、従叔父(いとこおじ)のいる大阪の大学に入ることとなった友恵。
挨拶へ赴くと、従叔父は「黒衣」と呼ばれ、大学教授の「殿下」、女装の大学生「サカイ」と、たこ焼きパーティをしていた。
その3人らと大阪ミナミ、京都・東寺の弘法市(こうぼういち)などを巡った友恵は、美男子で頭脳明晰だが、やけに無愛想なサカイのことが気になっていく……

「読むと恋がしたくなる!」読者モニターが大共感、大絶賛!

登場人物それぞれの「好き」のカタチが素敵で、恋がしたくなる!(福岡県・10代・女性)
恋愛小説の中でも異彩を放つ物語。とにかく手にとって読んでほしい。(埼玉県・10代・男性)
好きになることはチャレンジなんだ。ああ神様、狐様、私も恋がしたい!(神奈川県・20代・女性)
個性的なキャラクターが、読み進むうちに人間として息づき、魅力全開!(埼玉県・20代・男性)
三都の魅力がたっぷり! この本を片手に、主人公たちが歩いた街を辿りたい。(滋賀県・20代・女性)
ところどころに出てくる三都クイズとトリビアが実に面白い!(福岡県・30代・女性)

感想・レビュー・書評

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  • 「狐さんシリーズ」から、こちらの作品も気になり読んだ。

    登場人物のうち、狐さんシリーズの2巻でチラッとでできた"サカイ"がいて、なんだか嬉しかった。

    今回は見事なハッピーエンドだったが、相変わらず北さんの作品は、人それぞれにそれぞれのストーリーがあることを実感させてくれる。加えて、狐さんやサカイなど、口達者で博識な男性を描くのがお上手。会話文が楽しい。姫さんや黒衣の博識っぷりも良かった。

    そして、やはり古都を舞台にした行事の描写は素晴らしく、今回は「おん祭」が挙げられていたが、死ぬまでに一度はこの身を持って体験してみたいと思わざるを得ない。

  • 遠距離恋愛をしていた女の子と
    ある理由で女装している美少年が
    次第に惹かれあっていくお話。

    話の内容として
    後味のイイお話だった。

  • 狐さんがチラッと出てきたけどちゃんと言葉にしてくれるサカイの方がいいな。
    ラスト微笑ましくてにっこり。

  • 夏川草介と森見さんと万城目さんが好きな女子が書いた小説って感じだった。

    主人公に共感出来ない、名前も忘れた。けど、周りの人は黒衣さんとサカイさんと殿下さんは読んでいて楽しかった。

  • 大阪の大学に入ることで遠恋になり失恋した友恵が、三十代前半の従叔父の黒衣、五十代半ばの大学教授の殿下、無愛想な女装大学生サカイと仲良くなり、休日に京都、大阪、奈良を巡る。一人称吾やお嬢様な姫等自然体な中に紛れたキャラクター染みた存在が若干落ち着かない。クイズを挟みながらの然り気無い恋の成就が温かい。

  • 彼氏と同じ大学を目指しながらも、受験に失敗し、従叔父のいる大阪の大学に入ることになった友恵。挨拶へ赴くと、従叔父は「黒衣」と呼ばれ、大学教授の「殿下」、女装の大学生「サカイ」と、たこ焼きパーティをしていた。その3人らと大阪ミナミ、京都・東寺の弘法市などを巡った友恵は、美男子で頭脳明晰だが、やけに無愛想なサカイのことが気になっていく…。

  • 狐さんシリーズよりは後味スッキリ
    友ちゃんもサカイもかわいい
    おん祭行ってみたいな

  • ところどころに出てくるクイズも勉強になって面白い!!

  • 好きになっていく過程とか良かったな。でもカラオケ店での鉢合わせとか、ちょっと強引でした。登場人物も魅力的なキャラが沢山登場して面白かったです。

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著者プロフィール

1986年、大阪府生まれ。2012年に『恋都の狐さん』で、第46回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著書に『美都(みと)で恋めぐり』『狐さんの恋活』がある。

「2016年 『狐さんの恋結び』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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