9月のおはなし お月見テンテン (おはなし12か月)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062184250

作品紹介・あらすじ

季節や行事をテーマにした童話のシリーズ「おはなし12か月」。1年12か月、各月の行事や季節感をテーマにした創作童話を、12人の豪華執筆陣に書き下ろしていただきます。

●シリーズ「おはなし12か月」の特色
・直木賞、野間児童文芸賞等、多数の受賞作家や、「青い鳥文庫」のベストセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし。
・物語の楽しさを味わいながら、日本の豊かな季節感に親しむことができ、その季節や行事に愛着がわきます。
・高畠純氏、田中六大氏ほか、イラスト陣も豪華。すべての見開きにイラストが入っていて、低学年から、ひとりで読めます。
・巻末に収録した「まめちしきのページで、行事の背景も学べます。
・A5判、80ページ。朝読にもぴったりのボリュームです。

●シリーズのラインアップ
(4月)新学期/はやみねかおる
(5月)こいのぼり/斉藤 洋
(6月)雨/森 絵都
(7月)七夕/石井睦美
(8月)夏休み/令丈ヒロ子
(9月)お月見/蜂飼 耳
(10月)ハロウィン/村上しいこ/2013年8月刊
(11月)紅葉/市川宣子/2013年9月刊
(12月)クリスマス/梨屋アリエ/2013年10月刊
(1月)お正月/石崎洋司/2013年11月刊
(2月)豆まき/富安陽子/2013年12月刊
(3月)ひなまつり/まはら三桃/2014年1月刊

●「9月のおはなし」のあらすじ
 さやは、都会でくらす女の子。近所のおばあさん、ねね子さんから、お月見にさそわれて、友達といっしょにねね子さんの家に行きました。ねね子さんのお庭は大きくて、草がおいしげっています。
 ススキをかざったあと、真剣な顔になって、「みんなに、ものすごく大きなひみつを、見せることになるんだけど、いい?」という、ねね子さん。なんと、ウサギににた、テンテンという宇宙人が登場しました。ねね子さんの庭にいたというのです。
 ススキのそばにおだんごをそなえて、月を見あげるさやたちとテンテン。そこへ、テンテンの仲間の宇宙人が、テンテンを迎えにおりてきました。あいさつをして去っていくテンテンたち。さやたちは、ちょっとさみしいような気持ちで、夜空を見上げるのでした。

感想・レビュー・書評

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  • 2年。お月見の日にねね子さんのおうちで出会ったポコポコ星からきたテンテンとのお話。宇宙やかぐや姫の話題など、お月見から広がるテーマをほっこりと描いた作品。不思議な出来事を友達と共有する気持ちが良い。

  • お月見の日の不思議なできごと。

    おはなし12か月 9月のおはなし

    低学年におすすめ。

  • SFファンタジーチックな十五夜お月見の夜。

  • ★★★★☆
    近所のねね子さん家はとっても大きな庭があります。
    秋の虫が鳴きだしたころ、お月見団子を作るからお友だちを誘っていらっしゃいと招待されました。
    お月見の席でねね子さんから、ビックリな秘密を明かされます。
    秋が待ち遠しくなる一冊。
    (まっきー)

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著者プロフィール

詩人。1974年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。詩集『いまにもうるおっていく陣地』(1999年・紫陽社)で、第五回中原中也賞を受賞。現在、詩作の他、「週刊朝日」「図書新聞」などにエッセイを連載。

「2003年 『ひとり暮らしののぞみさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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