根源へ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 116
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (498ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062186476

作品紹介・あらすじ

前著『生くる』 『友よ』で語られた運命論、宿命論の背景となった読書、美術体験を題材に、生きるとは人間とは何かを究める探求の書

感想・レビュー・書評

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  • 希望を知る。
    折り目が100箇所以上できた。
    今年初めに手に取り何日かに分けて読み切った。
    文学を読まなければならない。
    価値あるものに突進するのは欲望である(p.441)。この意味を感じることができた時に涙が止まらなかった。
    人は一瞬の火花。涙を知り、絶望を知り、死に狂いを観る。

  • 姫路大学附属図書館の蔵書を確認する→
    http://library.koutoku.ac.jp/CARINOPACLINK.HTM?IS=9784062186476

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:914.6||S
    資料ID:51600066

    日本人の死生観について書かれています。
    この著者はとてつもない読書家です。この本から今後読むべき本が分かります。ぜひ読んでください。
    (生化学研究室 大塚正人先生推薦)

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著者プロフィール

1950年、東京都生まれ。立教大学法学部卒業。実業家、著述家、歌人。ウナムーノの哲学思想に深く影響を受け、独自の生命論を確立し、実業に生かしている。また、戸嶋靖昌記念館 館長、執行草舟コレクション主宰を務める。蒐集する美術品には、安田靫彦、白隠、東郷平八郎、南天棒、山口長男、平野遼等がある。洋画家 戸嶋靖昌とは、深い親交を結び、画伯亡きあと全作品を譲り受け、記念館を設立。駐日スペイン大使館等と協力の元、戸嶋靖昌の展覧会を実施。また、コレクションを千代田区麴町の展示フロアで公開している。
著書に、『「憧れ」の思想』『おゝポポイ!』(以上、PHP研究所)、『生くる』『友よ』『根源へ』(以上、講談社)、『孤高のリアリズム』『憂国の芸術』『生命の理念 Ⅰ/Ⅱ』(以上、講談社エディトリアル)、『魂の燃焼へ』(共著/イースト・プレス)、『耆に学ぶ』(共著/エイチエス)、『見よ銀幕に』(戸嶋靖昌記念館)等、また『情熱の哲学──ウナムーノと「生」の闘い』(佐々木孝著、法政大学出版局)を監修。日本菌学会終身会員。

「2018年 『ベラスケスのキリスト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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